名探偵コナンとユニバーサル・スタジオ・ジャパンの旅(5)
<5日目>
いよいよ最終日。新千歳行きの飛行機は14:35発なので、午前中は大阪観光。とある事情により大阪をこよなく愛することとなった長女のため、道頓堀を見せてやることに。大阪メトロでなんばまで行き、グリコの看板まで歩く。長女はちょうどお腹が痛かったようで、感動するどころではない様子。
仕方がないのでトイレを探すが、コンビニにもドラッグストアにもトイレがなく、全然見つからない。だいぶ歩いて「DOTON PLAZA」という建物でようやくトイレを発見する。
その後、道頓堀の近くのお土産屋で実家へのお土産を見たりしながらブラブラ散策。先ほどお腹が痛くてちゃんと見られなかった長女のために、私と長女で太左衛門橋から戎橋をぐるっと一周。お決まりのグリコポーズで写真も撮る。
お昼には少し早いが、大阪に来たのでやはり定番のたこ焼きを食べなくては。すぐ近くにあった「たこ焼道楽わなか なんば店」で美味しそうなたこ焼きを買い、ベンチでひと休み。食べていると、一風変わったハッピのようなものを着た人たちが数人でお笑いライブの呼び込みをしている。料金は600円。
このライブ、くいだおれ人形のあるビルの地下にある「道頓堀ZAZA」という劇場で定期的にやっているもので、実は「せっかく大阪に来たのだからお笑い見たいなぁ」という思いから、事前にじ○らんでチケットを買っておいたのだ。本当は「なんばグランド花月」に行ければいいのだが、USJに大金をはたいた我が家にはお金も時間もないので、この値段でお笑いが見れるのはうれしい。
たこ焼きを食べ終わった後、呼び込みのお姉さんにチケットを事前に購入していることを伝えると、嬉しそうに地下の会場まで案内してくれた。途中、札幌から来たことを伝えるととても驚いていた。
劇場は小さなホールで、椅子が30席ほど並べられている。我が家が入った時は先客が2組ほどいるだけ、最終的には15人程度のお客さんが座った。
時間になり、演者さんたちがステージに出てきた。先ほどの呼び込みのお姉さんもステージに。芸人さんだったのか。もちろんこの値段なのでテレビで見るような方々ではなかったが、5人ほどの芸人さんがステージで「ジャムコント」と呼ばれるコントを披露した。ジャムコントはお客さんにお題となる単語を自由に紙に書いてもらい、その言葉を題材に即興でコントをするというもの。コント自体はかなり雑な部分もあったが、さすがお笑いの本場、関西である。強引にでも笑わせようという気概がすごい。最後はお客さんも含めて全員で記念撮影をして終了。
これで今回の旅の全行程が終了。南海なんば駅から関西国際空港に行き、ジェットスターで定刻どおり新千歳へ戻る。
我が家の犬は主人たちの帰りを待ちわびており、帰りの車では興奮して暴れるといけないのでクレートの中に入れられてしまい、家に着くまでの間ずっと悲しそうな声を出していた。
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