卒業旅行 in 函館

我が長女もいよいよこの春に小学校を卒業。
いろいろあった小学校生活だが、何とか無事に卒業を迎えることができた。
その卒業を祝うべく、函館への１泊旅行。私の仕事が忙しいのであまり遠くへ、長い日程ではいけないため、とりあえず道内ということで、久々の函館となった。

※　函館には私の大好きな露天風呂付き客室の宿があるのだが、その旅行記はコチラとかコチラを参照。

当日は９時過ぎに出発。高速は使わずに中山峠回りで向かうが、峠を過ぎると急に悪天候になってきた。
洞爺湖から豊浦町に抜けるあたりで、あたりは完全にホワイトアウト。もう３月も終わりだというのに、まさかこの時期にこんな天気になるとは。その後、海沿いに出てからは比較的持ち直し、14時半ごろ、車内で次女の大好きな「名探偵コナン」の「11人目のストライカー」のDVDをちょうど見終わるころにホテルに到着した。

今回の宿は「渚亭」。湯の川温泉では有名な宿だが、我が家は今まで一度も泊まったことがなく、今回満を持して露天風呂付の部屋を予約。
近年リニューアルしたようで、きれいなフロントの中、座りながらのチェックイン。ウェルカムドリンクで大人はスパークリングワイン、長女は葡萄炭酸ジュース、次女ははリンゴジュースをいただく。

案内された部屋は12畳ほどの広さで、山側の露天風呂付き客室。

部屋にはペットボトルの水も人数分無料サービス。
部屋に備え付けられている露天風呂は、源泉100%で２畳ほどの広さ。残念なのが水温調節が不可であること。私はぬるいお湯にゆっくり入りたいタイプなので、となりの洗い場からシャワーを無理やり引っ張っってきて浴槽に水を注入するしかない。しかし、シャワーはいわゆるプッシュ式なので、すぐに水が止まってしまう。仕方なくボタンが押しっぱなしになるように、ボタンの部分をぐるぐる巻きにして水が出続けるように工夫した。

浴室の窓は上部が開放されており、下部は開閉式に。開閉式の窓を開けると、目の前に道路があり少し騒がしいが、海と函館山も見えた。また、部屋には露天風呂とは別に足湯もあり、子どもたちにはそこも好評だった。足だけでも身体がなかなか暖かくなるのだ。
とりあえず部屋の風呂を堪能した後、テレビで春の甲子園を見る。その日は北海道代表の試合日で、ちょうど札幌大谷 VS 米子東の試合がやっていた。展開からして札幌大谷が米子東に勝ちそうなのを見て、大浴場へ行くことにする。
大浴場は図のとおり。ぬるめのお湯もあり、露天風呂はまさに海とほぼ同じ高さで、海岸に人が入ってきたら丸見え状態である。一応入らないように注意喚起してるようだが、入っても強制的に追い出せないのだそう。
天気はさほど良くなかったが、遠く青森がうっすらと見える。

フロントの奥にはちょっとしたラウンジスペースがあり、コーヒーやココアなどがフリーで飲め、部屋に持ち帰ることもできる。こういうさりげないサービスはとてもありがたい。

夕食はバイキング。季節がら、イカさしはなかったが、寿司や刺身、塩ラーメン、ステーキや小物一品料理が豊富にあり、それなりに満足。特にデザートのカタラーナがおいしくて何度も食べた。海の見える席もあり、雰囲気はとてもいい。

部屋に戻って子どもたちは二人で露天風呂で女子会。上がってきた隙を見てパパがしばらく入るという繰り返し。長女は相変わらず絵描きに夢中。

ちなみに渚亭では過去に仙台の社長一家の心中事件があったらしく、妻が事前に料理を調べようとしたところ、検索ワードの上位にあった「渚亭事件」というキーワードで調べてしまい、そういうのがとにかく苦手な妻は一日中眠れず。
風呂場が風でガタガタなっていたのに一晩中怯えていたらしい。

朝食はさすが函館。いくら丼やネギトロ、とろろなどのぶっかけ丼やパンも豊富。朝食にしてはデザートも多く、昨日の夜になかったティラミスも満を持して登場。朝からたらふく食べた。

部屋に戻りまた部屋の露天風呂に一時間ほど入る。なんといってもチェックアウトが11時なのがうれしい。ゆっくりできる。

＜湯の川温泉　湯の川プリンスホテル渚亭＞

住所：北海道函館市湯川町1-2-25
TEL：0138-57-3911（予約専用ダイヤル）

（受付時間：10：00～13：00／14：00～19：00　日曜・月曜定休日）

公式ホームページ：コチラ

チェックアウト後、金森倉庫で職場へのおみやげを物色。次女は友達へのおみやげを買う。一時間半ほどいて、ラッキーピエロ峠下店へ。チャイニーズチキンバーガーのセットを４つ買う。ここはセットがこれだけで他のバーガーにはセットはない。また、セットの飲み物もウーロン茶だけという、マクドナルドやロッテリアなどで慣れている身には信じられないメニュー展開だが、味がおいしいことやボリュームたっぷりなこともあり、観光客がたくさん押し寄せている。