青森・ねぶたの思い出④「三内丸山遺跡」
無料の朝食バイキングをいただき、一行は再び青森市に向けて車を走らせる。空は昨日に引き続き雨模様で、降ったりやんだりな中途半端な感じ。昨日の夜中に通った道も、明るくなってから通るとまた印象が変わるもの。初めて通る道は、地名も新鮮で楽しい。昨日は「みちのく有料道路」を通ったが、今日は時間に余裕があるので国道4号線をひたすら突っ走る。野辺地町から海沿いに出て、浅虫温泉を通過して青森市街地についたころにはちょうどお昼。ガーラタウンというショッピングモールに入っているケンタッキーフライドチキンで昼食を取る。
おなかもいっぱいになったところで、今日のメインイベント、三内丸山遺跡へ。ここで長女の夏休みの自由研究を済ませてしまおうという企みだ。
9年ぶりに訪れた三内丸山遺跡だが、なんとなく9年前よりも建物が充実した印象だ。これで無料で入れるのだから非常に価値が高い(当時は無料だったが、2019年から有料化されている)。
おなかもいっぱいになったところで、今日のメインイベント、三内丸山遺跡へ。ここで長女の夏休みの自由研究を済ませてしまおうという企みだ。
9年ぶりに訪れた三内丸山遺跡だが、なんとなく9年前よりも建物が充実した印象だ。これで無料で入れるのだから非常に価値が高い(当時は無料だったが、2019年から有料化されている)。
面白いのは「さんまるミュージアム」。遺跡からの出土品の展示や、等身大(?)の人形を使った、当時の様子の再現など、わかりやすい展示で楽しませてくれる。
「体験工房」では、有料で工作キットを買い、縄文時代ゆかりのものを手作り体験できる。長女は「組みひも」づくりで自由研究にチャレンジ。次女は幼稚園なので自由研究はないが、何もしないのはかわいそうなので「勾玉」づくり。父はもっと関係ないが、楽しそうなので「土偶」づくりを体験。係員の人がそれぞれ丁寧に教えてくれ、社交的な長女は、係員と楽しくお話しながら作業を楽しむ。人見知りが強い次女は、こわばった表情のまま、教えてくれたおじいちゃんとはほとんど口も聞かずに、ときどきママの手助けも借りながら作業する。父は優しいおばさんにいろいろ教えてもらいながら作業、30分~1時間ほどで完成する。それぞれすばらしい出来栄えで、いい思い出になった。
そしていよいよ遺跡の中へ。「時遊トンネル」を抜けると建物を出て遺跡の敷地内に。この遺跡の光景を見て9年前の記憶がよみがえる。だだっ広い草むらに、昔、歴史で習った「竪穴式住居」や「高床式倉庫」などが再現されている。小さな個人用の住居から、集会所のような広い建物まで様々あり、人類が5000年ほど前からこんな立派な建物を建造し、暮らしていたというのが何とも不思議な気持ちにさせる。場内には解説してくれる係員の人もいて、本当に来る価値の高い施設だ。教科書でいくら暗記しても、人生の何の役にも立たないが、実物を見ることで、太古の昔に思いをはせ、こういった人類の営みに対し畏敬の念を持ち、人間形成に大いに役立つだろう。青森の人は本当に恵まれていると思う。我が家も自由研究が終わったので願ったりかなったりだ(笑)
ちょうど見学が終わるころ、雨が少し強くなってきた。昨日の花火大会と、今日の遺跡見学、どちらも雨が心配されたが、ギリギリのところで踏みとどまって、無事楽しむことができたのが今回の旅の最大の喜びだ。
遺跡をたっぷり楽しんだ後、途中で明日のフェリーで食べるカップ麺を買い(これが例のにぼしのカップ麺)、家族と荷物を本日宿泊先のホテルに置いて、父は一人でレンタカーを返却に。今回の旅のお供をしてくれたEKワゴンにあらためて感謝。レンタカー事務所からホテルまでは徒歩5分程度。今日の宿泊先は「リッチモンドホテル青森」。コーナーハリウッドツインの部屋で、小学生以下の添い寝は無料というのが気にいって予約した。フロントでカードキーをもらった後は自動精算機にてセルフでチェックイン、チェックアウトができるシステムも初めての体験で、部屋も想像していたものよりはるかに豪華なもので、まぁ価格が全然違うので、比べるのは酷だが、昨日の二段ベッドの部屋とは雲泥の差である。旅行最後の宿はゆったりと過ごせるこのホテルにして正解だった。もう疲れ切っていたし、車も返してしまったので夕食をどうするか悩んだが、結局近くにあるトンカツ屋さんで定食を食べ、無事に3日目を終えたのである。
<三内丸山遺跡>
住所:青森市三内字丸山305
TEL:017-766-8282
開館時間:4月1日~5月31日、10月1日~3月31日
午前9時~午後5時
GW及び6月1日~9月30日 午前9時~午後6時
(※入場は終了時間の30分前まで)
入館料:一般/410円(330円)高校生・大学生等/200円(160円)
中学生以下/無料
※( )は20名以上の団体
休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始(12月30日~1月1日)
遺跡をたっぷり楽しんだ後、途中で明日のフェリーで食べるカップ麺を買い(これが例のにぼしのカップ麺)、家族と荷物を本日宿泊先のホテルに置いて、父は一人でレンタカーを返却に。今回の旅のお供をしてくれたEKワゴンにあらためて感謝。レンタカー事務所からホテルまでは徒歩5分程度。今日の宿泊先は「リッチモンドホテル青森」。コーナーハリウッドツインの部屋で、小学生以下の添い寝は無料というのが気にいって予約した。フロントでカードキーをもらった後は自動精算機にてセルフでチェックイン、チェックアウトができるシステムも初めての体験で、部屋も想像していたものよりはるかに豪華なもので、まぁ価格が全然違うので、比べるのは酷だが、昨日の二段ベッドの部屋とは雲泥の差である。旅行最後の宿はゆったりと過ごせるこのホテルにして正解だった。もう疲れ切っていたし、車も返してしまったので夕食をどうするか悩んだが、結局近くにあるトンカツ屋さんで定食を食べ、無事に3日目を終えたのである。
050-3183-0414(予約専用:9:00~21:00)
チェックイン/アウト:14:00/11:00
公式サイト
青森・ねぶたの思い出①「ホテル函館ロイヤル」へ
青森・ねぶたの思い出②「青函フェリー3号はやぶさ」へ
青森・ねぶたの思い出③「ねぶた海上運行・青森花火大会」へ
青森・ねぶたの思い出⑤「青函フェリーはやぶさ」
チェックイン/アウト:14:00/11:00
公式サイト
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