ウィンケルビレッジ朝里川温泉オートキャンプ場

2023/07/16

キャンプ(道央)

t f B! P L

ウィンケルビレッジ朝里川温泉オートキャンプ場

<キャンプ場紹介・我が家のキャンプ>

昨年、次女と二人でツーキャンプ(2人で行くキャンプの我が家での呼び方)をしたので、今年は長女とのツーキャンプ。女子高生の娘と父親が二人でキャンプというのは、なかなか珍しい組み合わせかもしれないが、特段嫌がる様子もない(気を使ってくれているのかもしれないが)。昨年は鶴沼公園キャンプ場というところだったが、今年は小樽「朝里川温泉」の一画、貸別荘やコンドミニアムもある「ウィンケルビレッジ」の中にある「朝里川温泉オートキャンプ場」というところを選んだ。

温泉街にあるキャンプ場


受付


トイレ、炊事場のある建物を中心にした円状になった、こじんまりとしたキャンプ場で、全部で7区画程度しかない。人数もグループで6名までという制限があり、静かで落ち着いたサイトなんだろうということで予約をした。実際、サイト自体は落ち着いているのだが、誤算があった、それは後に記載することとして、とりあえずキャンプレビューに戻る。
朝里川温泉は、札幌から行くと小樽市街より近い位置にあり、高速を使えば1時間もかからずに行くことができる。受付をすませてキャンプ場へ。我々は3番サイトが割り当てられており、木陰の涼しそうないい感じの区画だ。




今回は2人のキャンプなので、いつものファミリー用テントではなく、今年から始めようと思っているソロキャンプ用に昨年購入したテントを持ってきた。このテントは設営も実に簡単なので、2人でも準備はすぐに終わった。
  

いつもの焼き物で空腹を満たした後、二人で道路向かいの売店へ。受付の際に「小樽運河愛す最中」というアイスが売っているという看板が気になっていたので、さっそく買いに来たわけだ。調べると、大正時代に北海道で初めてアイスクリームを販売したメーカーが昔ながらの味を守り続けているといった商品のようだ。正直、現代のアイスに慣れてしまったわれら父子には微妙な味だったが、まぁそれも一つの思い出。


その後は朝里川沿いの散策路を散歩。最初は藪の中のような道で虫も多く、娘はギャーギャー騒いでいたが、橋を渡ると川の向こうにも別のキャンプ場(朝里川lucky camp)が広がっており、のどかな風景が広がる。





サイトに戻った後は、思い思いの時間を過ごす。高校生の娘と父、一緒に虫取りをするでもなく、かといって何か深い話をするでもなく、こんな時間もありなのだろう。
夜は偏食で肉好きの娘のためにステーキにする。冷凍だが、野外で食べるステーキはまた格別だ。ただ、夜になると蚊が多く出てくるようになり、蚊に刺されやすく、しかも重症化しやすい娘は終始おびえていた。

さて、ここで一つ問題が。このキャンプサイト自体はサイト数も少なく、こぢんまりとしているため、落ち着いて過ごしやすい雰囲気なのだが、すぐそばの丘の上に、同じウィンケルビレッジが運営する露天風呂付きコンドミニアムが何棟か立っている。当然、テラス的なスペースがあり、人々が宴をやっている様子がキャンプサイトからも見える。コンドミニアムなので、仲間うちを誘って大勢で泊まるパターンも多く、それが若者だったりすると、完全におだって騒ぐわけだ。今回もそのパターンに当たってしまったようで、基本、若者の楽しそうな声が耳障りな時間が続く。まぁもちろんむこうもお金を払って楽しんでいるわけで、若者が大勢コテージに集まって静かに宴会をするわけもなく、自分たちも若いときにはそういう経験が少なからずあるので、そのこと自体は仕方ないのであるが、実際自分たちの時間が邪魔されるといい気持ちにはならない。

奥の建物がコンドミニアム

幸いにも寝るころには多少話し声は聞こえるものの、そこまでバカ騒ぎという感じではなくなったので、まだ良心的な若者だったと思う。それでもまぁやはり気になるので、イヤホンでラジオを聞きながら寝た。テントは2人使用にはやや狭く、何度かテントのロック機構が外れ、つぶれかかったテントに閉じ込められる現象が発生したものの、何とか就寝することができた。

翌朝はやや曇の多い天気。ホットサンドを食べてさっさと撤収をすまし、いざ天狗山へ向かう。天狗山にはもともとロープウェイがあるが、それにプラスして、2022年からジップラインができた。長女は小さいころからこういうアクティビティに目がなく、アスレチック公園のようなところを誰よりも好む人間だった。JKになった今もその冒険心は衰えておらず、せっかくなので体験させてあげたいなと思っていたのだ。キャンプ場を小樽方面にしたのもそのためだ。

ウィンケルビレッジから天狗山のジップライン乗り場のあるロープウェイ山頂駅までは車で30分ほど。その間に霧雨のような雨が降り出してきた。もしかするとこの雨で今日は休止しているかもしれないと思ったが、乗り場に行くととりあえずやっているようだったので、さっそくお金を払って挑戦。
係の人にハーネスを装着してもらい、ヘルメットをかぶっていざスタート地点へ。約120mほどのラインは、思ったよりも一瞬で終わるが、きっと天気が良ければ山頂からの展望が気持ちいいのであろう。この日は雨模様のため雲しか見えなかったが、高さとスピードで大人でもけっこうなスリルがあった。

小樽天狗山 ジップライン

:0134-33-7381

また、天狗山山頂にはシマリス公園があり、かわいいシマリスを見ることができる。エサ(ひまわりの種)を買うこともできるが、みんな買いすぎてお腹いっぱいになっているのか、エサをあげようとしてもリスたちは受け取らない(笑)


こうして、JK長女との初ツーキャンプは終了した。JK長女は「また行こうね」と言ってくれた。そこに、かけがえのない幸せがあった。

<概要>

ウィンケルビレッジ朝里川温泉オートキャンプ場

住所:小樽市朝里川温泉2丁目686
:0134-52-1185
開設期間:GW頃~10月末頃まで 
チェックイン/アウト:13:00~翌10:30
予約:4月初め頃、なっぷで受付
料金コチラ
キャンセル料:前日、当日キャンセル 100%
ペット:犬のみ可(追加料金あり)
トイレ:場内中央にあり。ウォシュレットではないが、洋式水洗でキレイなトイレ。
ゴミ:場内に回収ボックスあり。入場料金に処理協力金110円を含む。
近くの温泉:朝里川温泉街の内にあるのでどこでもお好きなところへ。

真ん中にあるのがトイレ、炊事場、ゴミ回収ボックス













KOYAハウス

パオハウス






このブログを検索

QooQ