スカイマークと春秋航空しかない小さな茨城空港から、東京駅へ飛行機利用者のみ500円で行ける連絡バス（詳細はコチラ）に乗る。発車は11:10。バスは事前に予約しており(予約サイトへリンク)、運賃はICカードも利用可能。トイレやコンセントや無線Wi-fiも完備されており、不自由はしない。この日は補助席にも人が乗るほどの混雑で出発。空港から高速インターである千代田石岡ICに着くまではノロノロ運転で35分ほどかかる。ここからは高速で東京まで、一直線。東京駅へは予想より１時間近く早く着き、12:50ごろ到着。土日は高速も渋滞が少ないらしく、早く着くようだ。

※　現在は新型コロナウイルスの影響により連絡バスは全便運休中（R4.11現在）

東京駅に着くと長女の様子が明らかにおかしい。飛行機でもバスでも寝っぱなしで、変だなぁとは思っていいたのだが、明らかに体調が悪そうだ。おでこを触ると熱がある模様。有楽町まで歩いて地下鉄で麹町まで行き、これからお世話になる「ホテルルポール麹町」でチェックイン。ここはかつて「麹町会館」という施設で、地方職員共済組合の保養所である。最上階には大浴場もあり、比較的安価に泊まれるので今回の拠点とした。３泊なので部屋のユニットバスだけでなく大浴場のあるこの宿にした。

＜ホテルルポール麹町（地方職員共済組合麹町会館）＞

住所：東京都千代田区平河町2-4-3
電話：03-3265-5361

公式URL：コチラ

 

ホテルで熱を測るとなんと38.6℃。明後日はピアノコンクールだというのに何でこのタイミングなのかと呪ったが、そういえば前日、学校の隣の席の子がインフルエンザで休んだとか。しかしここまで来てしまった以上、意地でも治すしかない。すぐ近くにあるコンビニでビタミンウォーターとヨーグルト、野菜ジュース、サンドイッチなどを買ってなるべく栄養補給し、体を温めて寝るという原始的な作戦にする。
しかし、せっかく東京に来て下の子をずっとホテルに閉じ込めておくのもかわいそうなので、長女の看病は嫁に任せて下の子と連れて出かけることに。行き先は原宿の竹下通り。この頃流行っていた「スクイーズ」なるおもちゃ（パンやケーキなどを形どった、低反発で触り心地のいいおもちゃ）が、原宿にたくさん売っているという情報をテレビで見た娘たちは、ありったけの小遣いをはたいてこのスクイーズを買うと言って、この旅一番の楽しみにしていた。本格的に買うのは最終日の予定だが、特にスクイーズにハマっていた次女のために、とりあえず下見がてら原宿に行ってみることに。

地下鉄永田町駅から乗り継ぎで明治神宮前に到着。そこから歩き、まずは「日本スクイーズセンター」というお店に行くが、なんと事前予約しなければ入店できないとのこと。

仕方なく竹下通りに戻り、いくつかスクイーズ店をまわる。その中の１つに次女が気に入ったスクイーズがあったので買ってあげる。また、スライムのような「水スクイーズ」というのも買う。その後、日本にクレープ店を初めてオープンしたという「マリオンクレープ」でイチゴチョコクリームを二人で買ってたべる。近くに神社があったので参拝しようとしたが、もう閉まっていた。クレープ店の近くにある公衆トイレは落書きだらけで汚く、次女も気持ち悪いと言っていた。最後にコンビニでジュースを買って帰る。

長女は39℃まで熱が上がり、うなされて寝ている。長女が起きた後、ホテルで留守番してもらい、３人でホテル近くの高田屋で夕食をとることに。次女は無類のざるそば好きで、この日も喜んでざるそばを食べる。私と嫁さんはまぐろ丼とそばのセットを食べる。そのあとは部屋に帰って大浴場へ。浴槽は１つだけで、いわゆるジェット風呂だが、温度もちょうどよく、部屋のユニットバスよりはずっと快適。暖まったあとは体調を崩さないために早めに就寝する。

＜日本スクイーズセンター原宿本店＞

住所：東京都渋谷区神宮前3-24-2 原宿通り 原宿MYビル2F

営業時間：平日11：30～17：00　土日祝春夏秋冬休み11：00～17：00