ここはかつて「後楽園ゆうえんち」と呼ばれたところで、入場は無料。アトラクションに乗るには、その都度アトラクション券を買うか、「ライド５」という回数券を買うか、フリーパスを買う必要がある。長女の体調も考慮して、回数券にしようかとも思ったが、ダメもとでフリーパスを買う。結果、これが正解。
久々に家族で行く遊園地。我が家は私以外は全員ビビリなので、ジェットコースターの急落下ぶりを外から見て「これには絶対に乗れない」と最初からあきらめムード。かつては家族がそんな態度を見せると「遊園地に来てジェットコースターに乗らないとは」と怒って機嫌を悪くしていたが、私も大人になったもので、まぁしかたがないなとこちらもあきらめムード。それでもスリル感を味わいたいので、迷っていた次女を無理やり誘い、長女と３人でバイキング（「スーパーバイキング「ソラブネ」）に乗る。その後、「ブンブンビー」「キッズハッカー」といった小さな子ども向けのアトラクションに乗るが、そもそもビビリの子どもたちにはそれなりにスリルがあったようで、特に「ブンブンビー」にはこの後何度も乗ることになる。

室内アトラクションである「ルパン三世・迷宮の罠」（今はもうなくなった）は、２人ずつの組になり、迷路の中でお宝を探し出すというものだったが、私と次女コンビが全く点数が伸びなかったのに対し、ヨメ・長女コンビは当日その時点での最高得点をたたき出していた。長女はこういうものをやらせると異常な才能を発揮する。

そのほか、カゴの中に入って結構高くまで上昇し、それなりの勢いで下降することを繰り返す「スカイフラワー」や、波打ったコースを乗り物がグルグル回る高速版メリーゴーランドのような「ブルームエクスプレス」、２人乗りのトロッコに乗りハンドルを動かしながら進む（これが意外にスピードが遅い）「コロッコ」などを楽しんだ。

昼ご飯は、ドームシティ内のフードコート「GO-FUN」で。北海道民のソウルフードである「びっくりドンキー」や「丸亀製麺」、「せたが屋」ラーメンなど、６店を気軽に楽しめる。私と子どもたちはラーメンを、ヨメさんはびっくりドンキーを食べる。

昼食後は観覧車に乗る。ジェットコースターは無理だが、観覧車なら子どもたちも何とか乗れる。観覧車からはすぐ目の前に東京ドームの屋根、遠くにはスカイツリーも見えて、東京の都会を上空から一望した。

また、「ワンダードロップ」という、ディズニーランドの「スプラッシュマウンテン」のようなアトラクションにも挑戦し、ずぶ濡れになる。
その後、「キッズハッカー」や「ブンブンビー」「ブルームエクスプレス」といった子どもたちお気に入りのアトラクションを何度も繰り返し乗る。夕暮れ時になって、私と長女はもう一度「スカイフラワー」に挑戦。風が強まってきたため、嫁と次女は怖がって辞退したが、少しずつライトアップされた夜景を上空で宙づりになったカゴの中から見る景色はスリリングでもあり、キレイでもあった。ちなみに「スカイフラワー」は我々が乗った直後に強風のため運行中止になった。

＜東京ドームシティアトラクションズ＞

住所：東京都文京区後楽1-3-61
電話：03-3817-6001


日も暮れて、かなり寒くなってきたため、名残り惜しいが、東京ドームシティを後にし、歩いて10分ほどのところにある「ソウルフードインディア」というカレー屋さんに。嫁さんがナンが好きなので、たまには食べさせてあげたいと思ってのチョイスだ。
宴会の予約が入っていたようで、席が少なかったが、団体さんが場所を空けてくれたおかげで何とか座ることができた。私は大好きなキーマカレーとライスをいただく。ヨメと長女はナンを頼んだが、かなり大きく食べきれないサイズ。カレーはスパイスが効いており、かなり独特な味。普段食べるカレーとは全く趣きが違うが、私はキライではない。

帰りは店から歩いて後楽園駅に向かうが、冬の遊園地で体がおもいっきり冷えており、寒い。さすがの北海道人でも、寒いものは寒いのだ。長女のかぜは大丈夫だろうか。

＜ソウルフードインディア 水道橋店＞

アクセス：都営三田線水道橋駅 徒歩2分
住所：東京都文京区本郷1-21-7 1F（地図）
ネット予約：ソウルフードインディア 水道橋店のコース一覧
周辺のお店：ぐるなび　水道橋×インドカレー
情報掲載日：2021年2月11日

ホテルルポール麹町（地方職員共済組合麹町会館）

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