ニセコサヒナキャンプ場2020・2022

2020/09/22

キャンプ(道央)

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ニセコサヒナキャンプ場2020・2022

<キャンプ場紹介・我が家のキャンプ>

4連休の3日目、国道230号は石山のあたりからかなりの渋滞。このままじゃいつまでたってもつかないのでまちセンの辺りから迂回ルートを通って小金湯さくらの森の辺りまでいくが、そこからも大渋滞。錦トンネルを抜けたところで右折、温泉街を通って再び230号に戻る。そこからはスムーズに流れる。 


今日の夕食はすきやき。他の具材は事前に用意したが、あえて買わなかったものがある、それは豆腐だ。その欠けたパーツを埋めるべく向かったのは「湧水の里」という場所。ここも車がごった返していて、停める場所がないので嫁と次女に車を降りてもらって店に向かってもらう。ようやく停める場所を見つけ、私は水筒を持って湧き水を汲みに。
しばらく並んでからようやくお目当ての商品が買えたという二人が戻ってきた。「値段もすごいが味もすごい」という貼り紙があり、その奥に「5円、4円、3円」と見えたので、確かに値段もすごい!と思ったらしいが、それはレジ袋の値段で、実際に買ったすきやき最後のパーツ「すごい豆腐」は500円くらいと、豆腐にしてはすごい値段だった。サイズは普通の豆腐よりはやや大きめではあるが、普段は激安スーパーで39円とかの豆腐を買っている身としては超高級品である。嫁いわく、他にも魅力的な商品がいっぱいあったが我慢した、とのこと。




<真狩豆腐工房 湧水の里>

住所北海道虻田郡真狩村217番地1
TEL:0136-48-2636
営業時間:(4~11月の土日祝)9:00~18:00
     (それ以外)9:00~17:00
年中無休(12月~3月までは水曜日定休)

こうして渋滞もあり予定より1時間近く遅れて1年ぶりのサヒナキャンプ場に到着。受付をすませ、バンガロー「コクワ」へ。夜は寒くなりそうなのでスクリーンタープを設置しておく。








時間も遅れて空腹マックスだったので、早速焼き鳥。いつものサンビームさんの豚串と、今回は鳥串も売っていたので10本ずつ購入。その後はこちらもサンビームさんのチーズ入りウインナー。高かったが超おいしい。
続いて野菜も摂取しなきゃということで、バーニャカウダーに初挑戦。事前にアンチョビ缶の中身を細かく切ったものを用意し、それにオリーブオイルと牛乳、ニンニクチューブを適当に混ぜたものを熱する。できたものにスティック状に切ったニンジンやパプリカ、ブロッコリー、キュウリなどをつけて食べるだけ。普段アンチョビなんて買ったことがないのでこれを探すのが大変だったが(結局スーパーでパスタなどを売っているコーナーにあった)、それ以外は超シンプル。ニンジンが生だったので固くて馬になった気分だったが(次回からはちゃんと茹でよう)、事前に茹でておいたブロッコリーなどは味が染みて美味しくて、子どもたちもたくさん食べていた。
今回、100円ショップのセリアさんで買ったアウトドア用の食器(プラスチック)を導入したが、これがすごく使いやすい。軽いし取っ手もあるので持ちやすく、1人1つずつマイ皿として利用した。売ってたらぜひお試しいただきたい!


セリアのアウトドア用食器

お腹が満たされたところでバドミントンを始めたが、すぐに注意されてしまった。どうやらこのキャンプ場はボールなどを使った遊びはダメらしく、バドミントンでもNGのようだ。とてもいいキャンプ場なのだが、そこだけが残念。せめてそういうスペースを用意してくれたらと思うのだが、大人向けということなのか。
仕方ないので本を読んだり各々好きなことをして過ごす。
昨年来た時はあまりサイト内を散策できなかったので、あらためて犬の散歩がてら嫁さんと場内を散策。

バンガローは2棟で、我々が泊まった「コクワ」ともう1つは「ドングリ」と命名されている。「コクワ」は受付棟のすぐ近くにあり、目の前には広大な畑とニセコの山々が広がる雄大な景色がウリ。灯油ストーブや電気もあり、不便もない。一方の「ドングリ」は森の奥にあり、電気はないが薪ストーブを楽しむことができるのがウリ。より自然派志向の人は「ドングリ」がいいのかもしれない。我が家は嫁さんが頑なに「ドングリは森の奥で暗くて怖いし虫が出そう」と反対するので利用できていない。

そのほかにカーサイトが9棟とフリーサイトがあり、最近はサイト内にそば屋もオープンしたらしい。カーサイトは木が目隠しになるように隣のサイトと区切られており、落ち着いたプライベート空間を楽しめるのがとてもよさげ。そして、最大のウリは焚き火を地面に直でできる炉が1つ1つのサイトに用意されていることだろう。直火ができるサイトは北海道でも数えるほどしかなく、やはり焚き火台でやるのと違い、The・アウトドアの雰囲気を楽しむことができる。


直火OKの炉があるのは道内キャンプ場でも数少ない











そんなこんなで日も暮れてきたところで、外もだいぶ肌寒くなってきた。今夜のメニューはすき焼きだが、ここで場所を移動してセンターハウスへ向かう。このセンターハウスの存在もこのキャンプ場の魅力の1つで、中はストーブもあり温かく、雰囲気のある音楽が流れる中、テーブルが数卓用意されており、煙の出る焼き物系の料理以外であればこの中で楽しむことができる。


センターハウスの様子

ストーブもあってあたたかい




中では一組のキャンパーが食事をしながら楽しそうに談笑しており、まだまだテーブルは空いていたのでそのお隣を拝借して、SOTOのシングルバーナーとステンレスダッチオーブンを使ってすき焼きの準備。今年4回目のメスティン自動炊飯とともにすき焼きをグツグツ煮る。メスティンの自動炊飯は、室内で風が無風のせいか、やや火力が強くなりすぎ、かなりのお焦げができたがまぁ悪くはない出来。一方ではサンビームさんで買ったSPF豚ロースとすごい豆腐を投入したすき焼きがいい感じで煮えてきた。早速、すごい豆腐を食べてみる。当たり前だが、感想は「すごい!」である。とにかく濃厚。例えて言えば、3連もののプリンが普通の豆腐だとすれば(いや、3連のプリンもうまいが)北海道の牧場で売っているような牛乳たまごたっぷりの濃厚プリンのような豆腐。無類の豆腐好きの私にはたまらない。これからはニセコに行くたびに買いたいと切に願う。



北海道の9月は夜になるとだいぶ寒くなってくるが、暖かいセンターハウスのおかげで寒さを全く気にせずに夕食を楽しむことができた。ちなみに食後に洗い物をしている最中、次女がセンターハウス内にもう一組いたグループ(たぶん常連さん)のおじさんからいろいろ声をかけられたそうだが、人見知りの次女はぎこちなく答えるだけだったという()
 
洗い物も終わり、後はスクリーンタープ内で過ごす。「ウミガメのスープ」という推理ゲームの問題を長女が出してくれたのでみんなで考えたり、火の番をしながら過ごしたり、キャンプの夜はあっという間に過ぎていく。

早朝、トイレに起きると畑の向こうの景色が何やらすごいことに。
低い位置に雲が立ち込め、まるで海のような光景に。

 
朝食は次女のリクエストに応え、背割りパンにスクランブルエッグ、昨日残しておいたサンビームさんのチーズ入りウインナーを入れてホットドッグをつくる。それでもまだお腹がすいていたので余ったいたピザも焼いて食べる。




今年最後のキャンプなので、道具の手入れは念入りに行いながら撤収作業。おかげさまで最後のキャンプは天気に恵まれたのでよかった。
 
帰りは少し寄り道をして蘭越町の「大湯沼」へ。「雪秩父」という町営の保養施設の裏を降りていくと、湯気の沸き立つ沼がある。川から流れてたまった水が、下から出る蒸気で熱せられてこのようになっているのだとか。辺りは硫黄の臭いで充満しており、うちの犬はどんな反応をするだろうと思ったが、見た目はいつもどおり。嗅覚に優れているという犬だが、うちの犬はそうでもないのかもしれない。




<ニセコ湯本温泉大湯沼>

住所:蘭越町湯の里
問い合わせ先:0136-57-5111(蘭越町商工労働観光課観光係)

次に向かったのは「髙橋牧場」さん。こちらには昨年もお邪魔してソフトクリームをいただいたが、今年はチョコといちごのアイスにしてみた。牧場から見える羊蹄山の景色もとてもキレイでアイスも美味しい。道民だが、北海道を満喫している。飲むヨーグルトは、うちの犬も紙コップに顔を突っ込んで飲んでいた。


住所:北海道虻田郡ニセコ町曽我888-1
TEL:0136-44-3734
ミルク工房営業時間:9:30~18:00(冬期は10:00~17:30まで)

最後に昼ごはんとして「石窯パンマルシェHARU」さんへ。行きの道のりで通り掛かって気になったので利用してみることに。パンの種類も豊富で、ニセコでこんなパン屋に出会えるとは思わなかった。あとで知ったのだが、「すごい豆腐」を売っていた「湧水の里」プロデュースの店だそうで、そこの豆乳を使った豆乳ブレッドがイチオシだとか。また来年買ってみよう。



住所:北海道虻田郡ニセコ町元町55-1(道の駅ニセコビュープラザ横)
TEL:0136-55-6301
営業時間:夏期(4~10月)平日9:00~17:00・土日祝9:00~18:00
     冬期(11月~3月)平日9:00~17:00・土日祝9:00~17:00
定休日:夏期(4~10月) 火曜日(祝日の場合は翌日水曜日)
    冬期(11月~3月)火曜日・水曜日

こんな感じで今年最後のキャンプは終了。コロナ禍の1年だったが、感染対策をしっかりして無事アウトドアライフを楽しむことができた。
様々に工夫をこらしてコロナ対策を講じ、安心してアウトドアライフを楽しませてくれたキャンプ場の方々に敬意を表したい。

【2022.9.18追記 2022年キャンプメモ】

2021年は書かなかったが、2022年で4年連続となるサヒナキャンプを行った。
サイトはいつものバンガロー「コクワ棟」。終始曇り空だったため、タープも立てずに青空キャンプ。
毎年、センターハウス内ですきやきをやるのが恒例だが、この年は天草市のふるさと納税でゲットしたすき焼き肉500g。タレもついててとてもおいしかった。うちはみんな食が細いので4人で500gでちょうどいい。


翌朝、ホットサンドメーカーでホットケーキを作っている最中に雨がパラパラ。大急ぎで焼いて撤収作業に。降ったりやんだりの中で何とか撤収を終了し、9時半には帰路へ。帰り道の車の中は本降りになっていたので、ギリギリセーフといったところか。

<概要>

<ニセコサヒナキャンプ場>

住所:北海道磯谷郡蘭越町字湯里224-19
TEL:0136-58-3465
開設期間:年中
チェックイン・アウト:PM1:30~AM11:00
予約:電話のみ。4~11月は3/1から、12~3月は11/1から予約受付開始
料金コチラを参照
:森の中にしては少ない方だが、アリはかなり多かった。
トイレ:洋式。ウォシュレットはなし。中はとても清潔で問題なし。
炊事棟:センターハウスで。暖房もあり冬も暖かい。また、煙の出る焼き物のようなものでなければセンターハウス内での料理、食事も可能。
ペット:利用可(バンガロー内に入れる際はケージ等に入れること。)
近くの温泉:昆布温泉まで車で5分程度
注意事項等:油汚れ専用の流し台あり。ゴミは生ゴミ以外持ち帰り。ドングリ棟(バンガロー)は照明なし、ランタンが必要。花火は管理棟の前で。

同キャンプ場の2019年の様子はコチラ



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