初山別みさき台公園オートキャンプ場 再び
<キャンプ場紹介・我が家のキャンプ>
<1日目>
3年前にもお世話になった「初山別みさき台公園キャンプ場」。札幌からは結構遠いが、環境も設備もよく、我が家でもお気に入りのキャンプ場だったため、2017年の海キャンプは再びここにお世話になることに。そして今回は、海で少しでも遊びたいので連泊することにした。
そんな期待とは裏腹に、出発当日はは雨降り。札幌からおよそ4時間ほどかけて到着した初山別村でも雨は降り続いていた。また、この夏は例年より気温が低く、海へ入るには少し肌寒い。
この日は金曜日だったこともあり、キャンプ客はほとんどおらず、我が家の他に2組ほど。とりあえず小雨の中、設営を開始する。当初は「1番」のサイトを予約していたが、もう少しトイレから近いとこがいいと思ったところ、管理人の方が「明日も空いている場所であれば変更してもいいですよ」と言ってくださったため、明日も続けて空いていたキャンピングカーサイトの「32番」に変更することとした(料金はそのままで対応してくださった)。
今回のキャンプから、あこがれのテント・タープ連結を行う。我が家のタープは一昨年に買ったロゴスのクイックタイプのもの。このタイプはすでに廃版になっており、これに連結できるテントも廃版になっている。なるべくテント・タープの設営・撤去の手間を減らし、遊ぶ時間を増やすために導入したタープで、それ自体には満足しているのだが、連結できるテントがもう売っておらず、それだけが不満であった。しかし、ずっと探し続けていたテントが某オークションサイトで出品されたのを見逃さなかった私は、すかさずこれを手に入れ、今回の連結にこぎつけた。このテントも、タープと同じくクイック式のもので、折り畳み傘の巨大化バージョンのような構造になっている。今までのテントやタープのように、骨組みを組み立てて、生地に差し込むといった手間がなくなり、設置が非常に簡単になった。雨風をしのぐ機能という点では、もっともっと優れたテントやタープは無数に存在するが、私が価値を置いたのは「設置の簡単さ」であり、その点ではとても満足している。型番を書いておくので、手に入れたい方はオークションなどで探してみてはいかがだろうか。
設営も終了し、軽く焼き鳥などを食べながらしゃぼん玉などで遊んだ後、雨がようやく止んだので、岩場のある海へ向かう。3年前はここでクラゲがウヨウヨしており、とても海の中には入れなかったが、今回はクラゲはおろか、イワガニやヤドカリもほとんど見つけられず、静かな海であった。なお、この岩浜には知る人ぞ知る、「金比羅神社」の鳥居が西側の海に浮かんでおり、鳥居のちょうど真ん中に夕陽が沈むベストショットを取ることができる。前回来た時も数名の方がそのショットを取りに訪れていたが、今回も2~3組の人が写真を撮りに訪れていた。なお、この鳥居までは浅瀬の海なので、歩いて鳥居まで行くこともできる。
1日目の夕食はキーマカレー。家で下準備をしておき、ダッチオーブンで煮込むだけの状態にしてある。私はカレーライスはもともとそれほど好きではないが、キャンプで食べるカレーはなぜかうまいと相場が決まっている。この日は花火をやって早々に就寝。天気が悪く、初山別自慢の星空も見ることはできなかった。
この初山別のキャンプ場はサイトごとに個別の流し台があるので、子どもたちはその蛇口を利用して水風船に夢中。ある程度日が上がったところで、やや寒いがせっかく来たので海水浴場へ行く。初山別の海水浴場である豊岬海水浴場は、キャンプ場からつながる長い階段を下りたらすぐのところにある。客はほとんどおらず、管理人らしきおじさんが一人いるだけ。ちなみにこのおじさんは札幌出身だと話してくれた。砂浜はあったかいが、海の水はやはり冷たく、それでもせっかく来たからには遊ばなきゃと、子ども二人と冷たい水の中で浮き輪で浮かんだり、ビーチボールをして遊ぶ。ひとしきり遊んだ後は、砂を落とすためにシャワーを浴びたいが、海水浴場のすぐ近くにある建物のは水シャワーしかないとのこと。しかし、少し歩いたところにある建物では温水のシャワーが出るとのことなので、何とかそこまで歩いて暖かいシャワーを浴びる(ちなみにこのシャワーは無料)。
夕方にはやや冷えた体を温めるため、しょさんべつ温泉「岬の湯」に日帰り入浴に行く。なぜかタオルを持っていくのを忘れた私は、フロントでホテルを買い、一人男湯へ。温泉は大浴場、露気泡風呂、水風呂、サウナがあるこじんまりしたもので、横に長い露天風呂からは日本海を一望することができる。風呂上り、車のカギを更衣室に置き忘れるハプニングもあったが、他のお客さんが親切に教えてくれた。
電話:0164-67-2031
営業時間:午前6:30~午前7:30(午前8:00退館)※朝は大浴場と露天風呂のみ
午前11:00~午後9:30(午後10:00退館)
日帰り入浴料金:大人500円/小人250円/家族風呂室料750円(1時間)
公式URL:コチラ
夕食はズッキーニとツナのトマトパスタ。こちらも自宅でネタを仕込んでいたため、麺をゆでて、具材を温めればできあがり。なるべく現地では食事の手間はかけずに、遊びに時間を費やす。これが何度もキャンプを行った我が家のファミリーキャンプの基本である。料理に手間ひまをかけるのは子どもたちが大きくなってからの楽しみにとっておく。
苫前町へは初山別から車で30分ほど。昨年このビーチに隣接する「とままえ夕陽ケ丘オートキャンプ場」にお世話になったが、その時には行かなかった「ココ・カピウ」というビーチに隣接するレストランで昼食を取ることに。ここはウニ丼などもあり、わざわざ食べにくる人もいるようだが、値札を見るととても気軽に食べられるような値段ではなかったため、我が家は豚丼とチャーハンを食べる。
その後、ビーチへ遊びに行く。水はやはり冷たいが、子どもたちにせがまれて一番奥まで入る。上半身まで水に浸かると寒くてしょうがないが、だんだん慣れてくる。子どもたちは浮き輪でプカプカ浮かびながら、私がそれを引っ張って歩くという重労働を1時間以上やらされる。
ここの海水浴場は300円でコインを買って温水シャワーをあびることができる。キレイに体を洗った後、ソフトクリームを食べて大満足。少し肌寒くはあったが、北海道の短い夏の海を堪能したキャンプであった。
そんな期待とは裏腹に、出発当日はは雨降り。札幌からおよそ4時間ほどかけて到着した初山別村でも雨は降り続いていた。また、この夏は例年より気温が低く、海へ入るには少し肌寒い。
この日は金曜日だったこともあり、キャンプ客はほとんどおらず、我が家の他に2組ほど。とりあえず小雨の中、設営を開始する。当初は「1番」のサイトを予約していたが、もう少しトイレから近いとこがいいと思ったところ、管理人の方が「明日も空いている場所であれば変更してもいいですよ」と言ってくださったため、明日も続けて空いていたキャンピングカーサイトの「32番」に変更することとした(料金はそのままで対応してくださった)。
今回のキャンプから、あこがれのテント・タープ連結を行う。我が家のタープは一昨年に買ったロゴスのクイックタイプのもの。このタイプはすでに廃版になっており、これに連結できるテントも廃版になっている。なるべくテント・タープの設営・撤去の手間を減らし、遊ぶ時間を増やすために導入したタープで、それ自体には満足しているのだが、連結できるテントがもう売っておらず、それだけが不満であった。しかし、ずっと探し続けていたテントが某オークションサイトで出品されたのを見逃さなかった私は、すかさずこれを手に入れ、今回の連結にこぎつけた。このテントも、タープと同じくクイック式のもので、折り畳み傘の巨大化バージョンのような構造になっている。今までのテントやタープのように、骨組みを組み立てて、生地に差し込むといった手間がなくなり、設置が非常に簡単になった。雨風をしのぐ機能という点では、もっともっと優れたテントやタープは無数に存在するが、私が価値を置いたのは「設置の簡単さ」であり、その点ではとても満足している。型番を書いておくので、手に入れたい方はオークションなどで探してみてはいかがだろうか。
設営も終了し、軽く焼き鳥などを食べながらしゃぼん玉などで遊んだ後、雨がようやく止んだので、岩場のある海へ向かう。3年前はここでクラゲがウヨウヨしており、とても海の中には入れなかったが、今回はクラゲはおろか、イワガニやヤドカリもほとんど見つけられず、静かな海であった。なお、この岩浜には知る人ぞ知る、「金比羅神社」の鳥居が西側の海に浮かんでおり、鳥居のちょうど真ん中に夕陽が沈むベストショットを取ることができる。前回来た時も数名の方がそのショットを取りに訪れていたが、今回も2~3組の人が写真を撮りに訪れていた。なお、この鳥居までは浅瀬の海なので、歩いて鳥居まで行くこともできる。
↑わかりづらいが、ヤドカリ
<2日目>
この日の天気は晴れ。しかし、風がやや強く肌寒い。この日の朝食はガーリックパンと目玉焼き。この初山別のキャンプ場はサイトごとに個別の流し台があるので、子どもたちはその蛇口を利用して水風船に夢中。ある程度日が上がったところで、やや寒いがせっかく来たので海水浴場へ行く。初山別の海水浴場である豊岬海水浴場は、キャンプ場からつながる長い階段を下りたらすぐのところにある。客はほとんどおらず、管理人らしきおじさんが一人いるだけ。ちなみにこのおじさんは札幌出身だと話してくれた。砂浜はあったかいが、海の水はやはり冷たく、それでもせっかく来たからには遊ばなきゃと、子ども二人と冷たい水の中で浮き輪で浮かんだり、ビーチボールをして遊ぶ。ひとしきり遊んだ後は、砂を落とすためにシャワーを浴びたいが、海水浴場のすぐ近くにある建物のは水シャワーしかないとのこと。しかし、少し歩いたところにある建物では温水のシャワーが出るとのことなので、何とかそこまで歩いて暖かいシャワーを浴びる(ちなみにこのシャワーは無料)。
シャワーを浴びた後の外はとても寒く、震えながらもと来た階段を上る。階段を上りきったところで、上半身裸でヤキソバのようなものを食べている男性に、「海、どうでした?」と尋ねられる。寒かったです、と答えたのだが、どこかで聞いたような声だなぁと感じたが、後でHBCの小川アナウンサーだということに気付いた。小川アナは初山別が好きなようで、前回我が家がキャンプをした時もいらしていた(日にちまで一緒なのはかなりの偶然!)。
サイトに戻って着替えるとようやく暖かさを感じられる。海で遊んでお腹がすいたので、昼食にする。昼食は我が家の全員が大好き生ラーメン。食べ終わった後、もう一度海へ行く。寒いので水着にはならず、海には入らなかったが、砂浜や足をつけたりして遊ぶ。ちなみに、午前中とは違いちらほら海水浴客も来ていた。
昨日行った岩浜にも行ってみるが、ヨメさんの大好きな岩ガニは今日も見つからず。
昨日行った岩浜にも行ってみるが、ヨメさんの大好きな岩ガニは今日も見つからず。
夕方にはやや冷えた体を温めるため、しょさんべつ温泉「岬の湯」に日帰り入浴に行く。なぜかタオルを持っていくのを忘れた私は、フロントでホテルを買い、一人男湯へ。温泉は大浴場、露気泡風呂、水風呂、サウナがあるこじんまりしたもので、横に長い露天風呂からは日本海を一望することができる。風呂上り、車のカギを更衣室に置き忘れるハプニングもあったが、他のお客さんが親切に教えてくれた。
しょさんべつ温泉 ホテル岬の湯
住所:北海道苫前郡初山別村字豊岬153番地(「道の駅ロマン街道しょさんべつ内」)電話:0164-67-2031
営業時間:午前6:30~午前7:30(午前8:00退館)※朝は大浴場と露天風呂のみ
午前11:00~午後9:30(午後10:00退館)
日帰り入浴料金:大人500円/小人250円/家族風呂室料750円(1時間)
公式URL:コチラ
夕食はズッキーニとツナのトマトパスタ。こちらも自宅でネタを仕込んでいたため、麺をゆでて、具材を温めればできあがり。なるべく現地では食事の手間はかけずに、遊びに時間を費やす。これが何度もキャンプを行った我が家のファミリーキャンプの基本である。料理に手間ひまをかけるのは子どもたちが大きくなってからの楽しみにとっておく。
<3日目>
朝は手早くカップ麺で済ませ、帰り道にある苫前町のホワイトビーチで遊んでから帰ることに。初山別のキャンプ場は12時までというゆとりのチェックアウトがいいところの一つだが、この日は少し早目に撤収作業を終えて苫前町へ。苫前町へは初山別から車で30分ほど。昨年このビーチに隣接する「とままえ夕陽ケ丘オートキャンプ場」にお世話になったが、その時には行かなかった「ココ・カピウ」というビーチに隣接するレストランで昼食を取ることに。ここはウニ丼などもあり、わざわざ食べにくる人もいるようだが、値札を見るととても気軽に食べられるような値段ではなかったため、我が家は豚丼とチャーハンを食べる。
その後、ビーチへ遊びに行く。水はやはり冷たいが、子どもたちにせがまれて一番奥まで入る。上半身まで水に浸かると寒くてしょうがないが、だんだん慣れてくる。子どもたちは浮き輪でプカプカ浮かびながら、私がそれを引っ張って歩くという重労働を1時間以上やらされる。
ここの海水浴場は300円でコインを買って温水シャワーをあびることができる。キレイに体を洗った後、ソフトクリームを食べて大満足。少し肌寒くはあったが、北海道の短い夏の海を堪能したキャンプであった。
<概要>
初山別みさき台公園オートキャンプ場
住所:北海道苫前郡初山別村字豊岬℡:(営業日)0164-67-2077・(営業日以外)0164-67-2031
予約:4月中旬ごろより受付開始
オートサイト料金:1泊電源付き3,500円、電源なし3,000円(どちらも炊事場つき)
その他フリーサイトあり。海水浴シーズン以外は無料のフリーサイトもあり。詳しくは初山別村HPで。
その他フリーサイトあり。海水浴シーズン以外は無料のフリーサイトもあり。詳しくは初山別村HPで。
ペット:カーサイトは可
バンガロー:オートキャンプ場にはない。近くのオートじゃないキャンプ場にはあるが、ペットは不可のようだ。
近くの温泉:公園内の「岬センター」に日帰り施設あり。
近くの温泉:公園内の「岬センター」に日帰り施設あり。