十勝川温泉第一ホテル&あさり掘りツアー(1)

2015/05/10

温泉 北海道旅行

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十勝川温泉第一ホテル&あさり掘りツアー(1)

いつだったろう、子どもたちがアニメで潮干狩りのシーンを見て、「行ってみたい!」と言っていたのをふと思い出して、そういえば今まで潮干狩りに行ったという人を回りで見たことがないなぁと思い、北海道で潮干狩りができる場所を探してみた。すると、北海道は回りをぐるりと海に囲まれており、海水浴場もいたるところにあるが、実は潮干狩りができる海が少ないようなのである。札幌周辺の海にはそういったスポットはほとんどなく、どちらかというと道東(しかも限りなく東側)に集中しているのだ。これは日帰りで行くのは難しいと思い、1泊旅行で行ってみようと思い立った。

今回、行こうと決めたのは厚岸町。厚岸町といえば牡蠣(かき)が有名で、我が家も東日本大震災のあった2011年に「あっけし牡蠣まつり」に行ったことがあるのだが、実は厚岸町は牡蠣だけではなく、あさりも有名なんだとか。このあさり掘り、いつでも好きな時に行ってできるわけではなく、日にちと時間が決まっていて事前に、町内にある道の駅「厚岸味覚ターミナル コンキリエ」に申し込む必要がある。以下、平成27年度の概要である。電話すると、とても感じのいい男性の方が丁寧に応対してくれた。

今回の計画はこうだ。1日目は札幌からゆっくり一般道で十勝川温泉まで。宿泊するのは「十勝川温泉第一ホテル」。ちょっとしたハイクラスの宿だが、職場の補助券があり、やや割安で利用できるため思い切って露天風呂付き客室を予約。そこでゆっくりして2日目にそこから厚岸町へ向かう。あさり掘りの集合時間は午後なので十分間に合うはずだ。そこであさり掘りを楽しんだら高速で一気に札幌まで帰る、という計画である。

そんなこんなで1日目の宿、「十勝川温泉第一ホテル」には、予定通り午後3時すぎに到着。ハイクラス旅館ではありがちな、座ってのチェックイン&ウエルカムドリンクサービスを受けた後、さっそく部屋へご案内。このホテルには通常の部屋が多い「豆陽亭」と、さらにハイクラスな「豊洲亭」の2タイプの宿があるが、今回案内されたのは「豆陽亭」の露天風呂付和室・石造りタイプの部屋



12.5畳のゆったり和室で、部屋の温泉は、大きめの窓があるだけなので、お世辞にも「露天風呂」とは言い難い感じだが、家族4人が入っても十分な広さがあるし、十勝川の景色を楽しむこともできる。洗い場もあり、風呂には加水もできる。私にとってはここがポイントで、露天風呂付き客室の中には加水や温度調節ができないところもあるのだが、熱くて長く入れないのだ。部屋の風呂はとにかくゆっくり入りたいので、加水しまくってぬる~くする。ぬるくしても、常に注がれてくる温泉が熱いお湯なので、徐々に温度が上がっていく。で、熱いと感じてきたらまた加水して超ぬるくしてクールダウンする。それを繰り返して、全身がふやけるまで入る。これが私の正しい露天風呂付き客室の利用方法だ。また、先着でお風呂に浮かべる光るボール(バスライト)や、浴室用プラネタリウムの貸出しも行っているようだったので、さっそくフロントに電話して借りることにした。





一休みした後にまずは大浴場へ。十勝川温泉のお湯といえば、肌がすべすべになる「美人の湯」で知られる「モール温泉」。ここももちろんモール温泉をたっぷり楽しむことができる。浴場は1階と2階とフロアが分かれており、それぞれに露天風呂(2階は展望がいい)、ジャグジー、檜風呂、打たせ湯などのバリエーションもある。
温泉の詳細はこちら


さあ、そして今日一番のお楽しみは夕食の「十勝ビュッフェ」。十勝の食材をふんだんに使ったバイキング形式の夕食はクチコミでも評判が高い。我が家が行った時のメニューをざっと紹介。
豚汁、そば、天ぷら(てんつゆも塩も)、ステーキ、ホタテ、鮭のバター焼き、ホエー豚ジンギスカン、豚しゃぶ、蟹しゅうまい、ローストビーフ、刺身、サラダ、ビーフシチュー、インカのめざめ、フライドポテト、オリジナル釜飯、花畑牧場のラクレットチーズ、花畑牧場のゴーダーチーズ、カマンベールチーズの味噌漬け、ペペロンチーズ、ナポリタン、ブイヤベース、唐揚げ、茶碗むし、冷製スープ、桜ロールケーキ、フルーツ、自家製フレンチトースト、クリームチーズプリン、まぜるアイス(花畑牧場キャラメルソース)、コーヒー、等々



全体的にかなりおいしかった。中でも花畑牧場のチーズやインカのめざめは超おいしくて何度も何度も食べてしまった。デザートはもう少し種類があればよかったと思うが、冷たい石の上で係の人が作ってくれるアイスクリームは、十勝の牛乳を使用し、お好みでトッピングしてくれるので、子どもたちが何回も並んで、全部で10回以上はおかわりしていたのではないだろうか(笑)


動けないくらい腹いっぱいになった後は、部屋の温泉に子どもたちと入る。借りてきたバスライトやプラネタリウムで気分を盛り上げつつ、ゆっくりとお湯に浸かる。子どもが寝た後も、私は一人で加水を繰り返しながら1時間以上、ぬるめのモール温泉を満喫したのであった。

翌朝、上の子と朝風呂を入りに行った後、バイキングへ。メニューは
手作りオムレツ、目玉焼き、筋子、タラコ、イカ刺し、パンケーキ、フォー(ベトナム麺)、焼き玉ねぎ、等々

朝はあまり十勝色は強くなく、パンにつけるバターもなぜか既製品だったのが残念だが、おいしくいただいた。

ちなみに、この宿は我が家のお気に入りとなり、翌年のクリスマスにもお邪魔した。
そのときの様子はコチラ

<十勝川温泉 第一ホテル>

住所:北海道河東郡音更町十勝川温泉南12
TEL : 0155-46-2231
公式サイト



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