厚岸牡蠣まつりツアー(2)

2011/10/11

北海道旅行

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厚岸牡蠣まつりツアー(2)

2日目、いたって普通の朝食バイキングを終え、一行はとりあえず周辺を散策することに。まずは砂湯。屈斜路湖畔の観光スポットで、湖の近くの砂を掘るとあったかい温泉が出てくるというところ。冷たい湖のすぐそばであったかいお湯が出るという不思議な体験だ。


<砂湯>

住所:川上郡弟子屈町屈斜路湖畔砂湯


ここで少し遊んだあと、我が家ではゴールデンウィークに訪れたばかりだったが、今回は妻の親夫婦もいたため、硫黄山を今期2度目の来訪。一年に2度もここに訪れる観光客はそうそういるまい。ここの硫黄山では売店で、硫黄山の温泉であっためた温泉たまごが売っているのだが今まで食べたことはなかった。今回、妻の親が買ってくれたのだが、硫黄山の温泉のせいなのか何なのか定かではないものの、かなりうまいのだ。これはもっと早くに買っておけばよかった。

<硫黄山の過去の記事はこちら>



硫黄山の後はすぐ近くの牧場でポニーとふれあい、たまたま昨日のホテルに置いてあったチラシに載っていた「渡辺体験牧場」というところへ行く。ここでは乳搾りやバター作りなどの体験ができるとのことだったので子どもたちにと思い寄ることにしたのだ。しかしうちの臆病なガキどもは牛の乳などしぼれるわけもなく(模型の牛ですら触れない)しかたなくバター作り体験をすることに。しばらくして牧場の人が持ってきたのは何やら哺乳瓶のようなプラスチックの容器に入った白い液体。バターの原料なのだとか。その容器をただひたすらシェイクし続けると次第に固まってバターに変身。それをパンに塗って食べてハイ終わり。これで600円くらい取られるのだからちょっとビックリ。わざわざ牧場に来て体験するようなことなのか!?と思い、これなら親だけでも牛の乳搾りをするべきだったと反省。



<渡辺体験牧場>

住所:北海道川上郡弟子屈町原野646-4
TEL:015-482-5184


若干の後悔を胸に、車は藻琴山という山を通って網走へ向かう。途中、屈斜路湖の景色を一望できるという「ハイランド小清水725」(725とは標高725mのことらしい)というところに寄って景色を眺め(風が強くてあまり楽しめなかった)、網走に着いたのは昼を結構過ぎていた。網走の道の駅「流氷街道網走」で昼食を取ることに。この道の駅の中には「フードコートキネマ館」というレストランがある。私が食べたのは網走の新しいご当地グルメ「ザンギ丼」。北海道で「ザンギ」と言えば鶏のから揚げのことを指すが、網走の「ザンギ丼」は鶏ではなくサーモンのから揚げ。なんでもオホーツクサーモンのおいしさを伝えるために開発されたのが網走のザンギ丼なのだそうだ。これがなかなかおいしく、まさにご当地B級グルメである。ちなみに妻が食べたのが「オホーツク流氷カリー」。写真の通り、ルーが青く、オホーツクの海を表現しており、ところどころにある肉などで流氷を表現している。味はカレーにしては甘く、私の口には合わなかったが、妻はうまいうまいと言って食べていた。しかし青という色はあまり食欲をそそらない。。



<フードコート「キネマ館」>

住所:北海道網走市南3条東4丁目(道の駅流氷街道網走内)
TEL:0152-44-0688



食事を終えるといい時間となり、天気も雨模様に変わったため、一行は宿に向かって走ることに。無類のプリン好きの私は途中、遠軽町にある「ノルディックファーム」というところで「オホーツク牛乳プリン」を買う予定だったのだが、すでにプリンは売り切れ。そんなに人気があるのかよ~!


我々が2日目の宿に選んだのは「大江本家」という宿。北見(旧留辺蕊町)の温根湯温泉で明治32年から営業している老舗の旅館だ。宿はきちんとメンテナンスされており、特段古いという印象はなかった。食事はレストランでのお膳で、味もなかなかよかった。風呂もそれほど期待はしていなかったがいろいろな種類がありなかなか楽しめた。前日のような強い酸性ではないため子どももゆっくりとよろこんで入っていた。ほのかな硫黄のニオイがするほどよい泉質だと感じた。全体的に価格の割には満足できる宿泊であった。温根湯温泉にはなかなか来る機会がないので貴重な体験だった。ちなみに、すぐ近くにある「塩別つるつる温泉」という宿がまた温泉の評判がいいようなので次回はそこに泊まってみたい。




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