日高青少年自然の家(1)

2011/07/30

キャンプ(道央)

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日高青少年自然の家(1)

<キャンプ場紹介&我が家のキャンプ>

今年度の我が家のアウトドア第1弾は「日高青少年自然の家」。下の子が小さくテント泊はまだ大変そうということもあり、ここ数年我が家はコテージなど屋内で就寝できるアウトドアが中心だ。この自然の家は国立の施設(現在は独立行政法人)で青少年が普段体験できない大自然で活動することを通して豊かな人間性を育もうという教育施設である。事前に電話予約をすると、さすが教育施設らしく、当日の活動プログラム表などを記入した申込書を提出させられる。これがまた、タイムスケジュールなど細かい内容を書かなきゃいけないので面倒くさい。おそらくは学校単位や部活動など大勢の団体で来ることを想定しているため細かい内容になっているのだろうが、たかが家族で行くのにこんなものが必要なのだろうかと疑ってしまう。


まぁそんなこんなで何とか予約も成立し、当日を迎える。3時に現地入りのため12時前に家を出て、無料実験の終わった高速は乗らずにひたすら274号線で日高を目指す。青少年の家は、日高の道の駅のすぐ近くにあった。ところがついたと思ったら、さっきまでの天気が嘘のようにどしゃぶりの雨。う~ん、と思いながらとりあえず受付へ。


受付と言うより職員室のような部屋では、感じのいい若い職員の人が対応してくれた。こちらがとくに昼間はすることがないことを事前に告げていたため、施設側でボートで川下りをするという企画を用意してくれていたようだがあいにくの雨により中止となった。もともとゲームコーナーにある100円で動く乗り物にすら乗れない下の子が、ボートになど乗れるはずがないと思っていただけにそれほど落胆はなかった。代わりに用意そてくれたレクは「写真立てづくり」。川下りに比べるとずいぶん室が落ちるが雨で外に行けないから仕方がない。研修室という名の部屋で先ほどの若い職員がつきっきりのもと、木の板にバーナーで焦げ目をつけて木の実をボンドでつけたりしてオリジナルの木の写真立てをつくった。上の子はこういう工作に目がなく、それなりに楽しんでおり、こうして我が家は4つもの写真立てを持ち帰ることとなった。


写真立てづくりが終わり、早々にやることがなくなったので早めに野外炊事へと移ることになった。雨だが屋根のある場所が用意されていたため問題なくできるとのこと。なべやお皿なども無料で借りられた上、薪までプレゼントしてくれた。野外の食事といえば今まではバカの一つ覚えのように焼肉をやっていた我が家だが、今回は施設がこういうところなので、学校の宿泊研修のようなイメージでカレーライスをつくることにした。米は当然飯ごうで炊く。まだ1度しか飯ごうで米を炊いたことはなく、しかも今回は薪の火でやったため火加減の調整の仕方がよくわからなかったが、思いのほか上手に炊くことができた。カレーは嫁さん任せだが、おいしい米が炊けたおかげもありおいしく食べることができた。同じ屋根の下ではどこかの小学校かと思われる団体も野外炊事をしており、雨の中にぎやかな食卓となった。

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