続いて一行はハリストス正教会へ。この辺の教会群には今まで訪れたことがなかったがせっかくなので行ってみる。ちょっと離れたところに車をとめて散策。正直、教会やら宗教やらにほとんど思い入れのない私にとっては、ただの教会群で、とくに感銘を受けるものはなかった。もう少し年をとって、子どもに気を取られずにゆっくり散策できるような時期が来たらまた気持ちも変わるのかな。途中にCMでおなじみとしてよく紹介されているの八幡坂という坂があった。坂の下には函館港と、そこに浮かぶ摩周丸（青函連絡船だった船）があり、ここが一番感動した。

その後、外人墓地に行ってみる。初めて函館を訪れた際にも行ったはずなのだが、全く記憶にないため再度行ってみる。こりゃ記憶にないはずだ。ただの墓場だもん。外人の墓だから、あの背の低いヤツとかが並んでるけど、要は墓地。時間帯によっては景色がいいようだが、函館山を訪れた直後だったからか景色に感動することもなく、墓を撮った写真は後で嫁さんに「気味が悪い」とゴミ箱行きになってしまった（涙）。


教会と墓地ですっかり意気消沈してしまった我々は、昼メシを食べる予定の「ハーベスター八雲」に向かわなければならなかったため、「スナッフルス」をお土産に買って、早々に函館を出た。なお、この「スナッフルス」のチーズオムレットはぜひ函館に行ったらぜひ買っていただきたい。半熟オムレツのような超ウマチーズケーキで、函館では超有名なお菓子のひとつである。

＜スナッフルス＞

住所：北海道函館市末広町13-9（金森洋物館店）
営業時間：9:30～19:00(季節によって変わります。)


さて、我々がこの旅の最後に向かったのが、八雲町にある「ハーベスター八雲」。元々はケンタッキーフライドチキンの農場としてスタートし、今は独立したレストラン。ケンタッキーなのでもちろんチキンもあるが、石窯焼きのピザがまたウマイ。

私は3種のチーズのピザだったかを頼んだが、超ウマくて、旅の締めくくりには最高の食事となった。このレストランにはテラスのような場所があり、雄大な草原と羊を見ながら食事を取ることもできる。ただ、ひとつ気をつけなければならないのは、このテラスでちょっと席をはずすと、カラスがどこからともなく飛んできて、ハイエナのように食事を奪い去っていくのである。私は事前に聞いていたので奪われることはなかったが、ちなみにこのカラスたちは、共食いとなるチキンも持っていくのだろうか…？

＜ハーベスター・八雲＞

住所：北海道二海郡八雲町浜松365
TEL：0137-64-3113

はてさて、これで旅の全日程は終了。３歳と０歳のチビを連れた函館旅行は、私の熱発以外は無事終了となった。宿も食事も、大変満足でやはり函館はいいところだなぁと再認識することとなった。
なお、ここでの無理がたたったか、私はこの後２週間にわたり微熱に悩まされたのは言うまでもない。。。。

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