せたな青少年旅行村

2019/08/11

キャンプ(道南)

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せたな青少年旅行村

<キャンプ場紹介・我が家のキャンプ>

 2019年第2段のキャンプはせたな町。海の近くでキャンプをしたい気分だったのだ。
朝9時過ぎには札幌を出発。雁来ICから、新しくつながった余市まで高速を使い、そこから海回りでせたな町までおよそ4時間程度で到着。

 管理棟では親切なおじさんが一生懸命キャンプ場の利用について説明してくれる。とにかくここは風が強いことで有名だが、この日も風が強く、つい数日前までうだるような暑さだったのに、この日は一気に気温も下がり、さらに風があたって体感温度はかなり低い。

 ただ、風が強いわりになぜか近くにある風車が全然回っていなかったのが印象的だった。苫前の風車はすごい回っていたが。


 今回はバンガロー泊。キャンプ場のつくりとして、管理棟などがある場所が下側にあり、丘を登る途中に3棟のバンガローが配置されている。さらに登っていくと4人用4棟、6人用2棟のケビンが配置されている。それら建物の周囲がフリーテントサイトで、オートキャンプは不可、バンガローやケビンは1台のみ車両を横付け可、という感じだ。風が強いのもあり、景色は見えないが下側のテントサイトの方が風の影響は受けづらいかもしれない。
ちなみに、ペット可のキャンプ場でもバンガローなどの建物内には入れないようにというキャンプ場が多い中、ここは建物に入れてもOKの数少ないキャンプ場だ。もちろん排泄の管理などは利用者側もきっちりしたい。


バンガロー3棟が並んでいる

我が家が泊まったバンガロー

雨が降りそうな感じもあったが、降らないという天気予報を信じてタープは立てず(虫も少ないし、なにより風が強いので立てるのにかなりの労力を要するため)セッティングはすぐ終了。

まずはヤキトリとピザとソーセージでお腹を満たす。ここで、塩コショウを持って来るのを忘れたことに気付き、車で近くのA-COOPに長女と2人で買いに行く。このA-COOPの塩コショウ(プライベートブランドっぽい)はうまみがあってなかなかおいしいとヨメに評判だった。なお、こちらも忘れたと思って買ったオリーブオイルは後で見つかったため余計な出費になった。

以下、キャンプ場の様子を写真で紹介する。

トイレは古いが清潔感はあり。虫も少ない。



水洗だがウォシュレットではない

共用の水場。屋根付きのところもあった。


天気は悪かったが、せっかく来たので海にも出てみる。
海はキャンプ場から車で数分走ったとこにある「三本杉海水浴場」。海辺でキャンプを楽しんでいる客もちらほらいた。
海水浴は午後4時までのため、すでに海に入ることはできなかったが、どっちみち寒いので水着は着ず、海辺で散歩などをしたりして楽しむ。浜辺ではカニの死骸を発見したり、人も少なかったので、犬もリードを思いっきりのばして少し開放的に散歩したりした。
海の家がまだ開いていたので、だるまいかのゲソを買ってキャンプ場へ戻る。






戻ったら恒例のアヒージョタイム。安定のおいしさだ。その後、新さっぽろの精肉店で買った牛肉と豚カルビ、スーパーで買った割引の牛タンを食べる。
飯ごうでご飯を炊いたが、今回もなかなかいい出来で「パパめし」と名付けられ、おいしいとみんなおかわりしてくれた。
焚き火は、せたなの強風により、いつもにまして煙が目に染み、目が真っ赤になった。
軽く花火をしたあたりで、頭が痛くなってきて(煙を浴びすぎたか・・)寒さも増してきたので、早めに寝ることに。

朝は起きたら7時、寝すごしてしまった。
インスタントポタージュを飲んでツーバーナーとピザ窯でピザ。我が家のピザ窯は以前も紹介した、尾上製作所「コンパクトピザオーブン」だが、ツーバーナーで温めると、炭火と違い窯の温度はすぐ上がるのだが全然焼けず、パリパリ感が出ないことが判明。
手羽先と昨日買っただるまいかも食べて朝のお腹を満たす。
食べ終わったら大急ぎで片付け。タープを広げてないので片付け自体はすぐ終わったが、終わった瞬間に車のカギがないことに気づく。全部引っ張り出して捜索し、なんとか10分ほどで見つかって事なきを得た。

帰りにキャンプ場の展望台に。真ん中の階が異様な臭いのする建物だったが、展望台はいい景色で海と山が両方楽しめる。長女は「1時間はここでいられる」と言っていた。次女が名付けた「双子山」も見えた。










また海へ行き、足まで入って2時間ほど遊ぶ。娘2人は遠くの浜まで走ってしばらく帰ってこず。犬はまたリードいっぱいで散歩。


昼食はせたな町の市街地の方にある「みつわ食堂」さんへ。
年季の入った昭和の古き良き時代の大衆食堂といった風情。席に座っても全然注文を取りに来る様子はなく、かなり大きめな声で「すいません」と言って振り返られるが、それでも注文を取りに来ない徹底さ。そこまで客は多くなく、店員は3人はいる様子だがよほど忙しいらしい。
ヨメはせたなカレーと銘打った海鮮カレー。自分は冷やし中華、長女はラーメン、次女はざるそば。せたなカレーはホタテのカツが乗ったなかなかおいしいもの。その他は古き良き時代の味。

<みつわ食堂>

住所:せたな町北檜山区北檜山267
TEL:0137-84-5450
営業時間:10:00~18:00
定休日:月曜日 ※5~8月はイベント出店の為不定休
座席:22席
駐車場:店舗裏にあり
クレジットカード:不可





帰りは行きと違い、長万部側に出てから中山峠経由で帰宅。
気温が低かったので、海を満喫という感じにはならなかったが、景色もよくもう1度行ってみたいキャンプ場だ。

<概要>

<せたな青少年旅行村>

住所:久遠郡せたな町瀬棚区西大里11
予約:バンガロー・ケビンは宿泊日の3ヶ月前から予約開始。フリーテントサイトは予約不要。
【営業期間中】せたな青少年旅行村管理棟 TEL:0137-87-3819
【期間外】せたな町役場 まちづくり推進課 TEL:0137-84-5111
チェックイン:午後1時~
チェックアウト:午前10時まで
管理人受付時間:8:30-17:00
開設期間:4月下旬~10月下旬
共用トイレ:古いが清潔感あり。洋式だがウォシュレットはなし。ケビンには建物内にトイレ付。バンガローはトイレなし。
炊事場:屋根付きの炊事棟(水場)あり。
ペット:OK。バンガロー内もOK。
近くの温泉:せたな町公営温泉浴場やすらぎ館(3kmほど)
 ●営業時間■10:00~21:00
 ●休館日■毎月第1・3月曜
 ●料金■大人410円/身体障害者200円/6~11歳140円
     3~5歳70円(2023年11月現在)
 ●公式URL(北海道HP):コチラ



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