ゴールデンビーチるもい

2018/07/29

キャンプ(道北)

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ゴールデンビーチるもい

<キャンプ場紹介・我が家のキャンプ>

昨年7月、30℃を超える暑さが続いた札幌。急にキャンプに行きたくなり、予約なしでビーチのキャンプ場へ行くことに。
普段はこのようなことはせず、オートキャンプ場を予約することが多いが、なにしろ思い立ってしまったのだ。
食料は前日に買い込んでおり、午前10時半ごろ出発、近くのツルハドラッグでヨメが店員さんに勧められた日焼け止めを買い、いざ留萌にある「ゴールデンビーチるもい」へ。道中はノロノロ運転の車が多く、現地に着いたのは午後2時。この時点でかなり暑い。
ここは、北サイトと南サイトに分かれているようだが、たまたま入った方が北側だった。駐車料金が1日700円で、一泊の場合2日分の1400円がかかる。それプラス、芝サイトにテントを立てる場合は500円がかかるが、すでに芝サイトはいっぱいだったので、砂浜に(砂浜は無料)。
混んではいたが、テントを設置する隙間もないというようなことはない。ただ、炊事場はトイレやシャワーなどが集まる建物の南側にあったため、北側からはやや距離があり、行き来が大変だった。その建物から少し離れた場所にテントとタープを何とか張り、タープの中に今年から飼い始めた小型犬のスペースをつくる。コイツとは初の泊りキャンプ(デイキャンプは経験済み)のため、いろいろ心配がある。


犬は、下に敷物を敷き、折りたたみハウスで居場所確保。ペグを埋めてそこにリードをつなぎ、とりあえず脱走しないようにする。我が家の犬は社会性を身に着けることをおろそかにしたため、人が近付くたびに吠えるのでひやひやだし、暑さでダウンしないかも不安だった。
とりあえず拠点を設営後、海に行こうとするが、午後4時で海水浴は終了のため、あきらめる。昼食がまだだったので、ざるそばとゆで卵でお昼。ハラペコだったのでいつもは残す量でもみんなで平らげる。その後はビーチでビーチボールやバドミントンをする。次女がバドミントンを上手にできるようになったため、暗くなっても「やりたいやりたい」といってきかない。


なお、留萌は私の大好きな初山別のキャンプ場と同じ西向きの海なので、夕陽がとてもきれいである。


夕食は「ふるさと納税」でもらった愛別町産のジンギスカン。味付けはこの前の安平町産の方がおいしかったが、それなりにおいしく食べた。米はいそいで炊いたので固かったり柔らかかったりムラがあったが、意外とこれが好評で「パパメシ」としてよろこんで食べてくれた。

この日は天気が良かったので星も出ていたが、たまたま私と長女は流れ星を見ることもできた。このビーチでは毎週土曜日に花火が打ち上げられるらしいが、音だけで全くどこでやっているのか見えなかったため、持ってきた手持ち花火をやる。長女は最初眠くて寝ていたが、途中で起きて少し参加。なお、花火セットの中によくある「線香花火のようにパチパチはじけるタイプの手持ち花火」はとてもキレイなのだが、二人ともはじけるのが怖いらしく、誰もやりたがらないため、仕方なく私がやるのが定番だ。
 

昼間は混み混みだったサイトも夜になると海水浴客がだいぶ帰ったため、我が家の周りも人が減り、これなら静かに眠れそうだと思った矢先、遅れてやってきた若いグループがわざわざ我が家の隣あたりに陣取り、音楽をかけて騒ぎはじめた。夜中までその騒ぎは続き、おかげで私は2時ごろまで眠れなかった。
ちなみにこの時期は人が多く、管理人がいなくなる夜中はトイレットペーパーがなくなることもあるらしく、実際この日もなくなっていたが、我が家は持って行っていたので助かった。ちなみにトイレにドアはなく、海なので虫は少ないが、人も多いためそんなにキレイとはいいがたい。このあたり、ふだん行っているオートキャンプ場とは勝手が違う。

翌日はガーリックパンと焼き鳥を食べた後、撤収作業。昨日に引き続きかなり暑く、みんなバテバテ。久々のオートキャンプではないキャンプのため、荷物を車に運ぶ作業も一苦労である。撤収作業の途中、10時からヨメさんがピアノコンクールのリハーサルスタジオを取るために約30分電話していたため、その間ほぼ一人で撤収作業を行う。
結局、277回電話して希望の時間に予約できたようだが。

結局すべて片付いたのは11時くらいで、そこから海へ。しかし、ここで長女の浮き輪が破けていることに気づく。次女の浮き輪も少しずつ空気が抜けるようだが、本当にわずかなので、そちらは何とか我慢してもらい、長女の分だけ1800円を出して買う。
暑いので海は気持ちいいだろうと思ったが、水は思いのほか冷たく、冷たい水の苦手な私は上半身まで入るのにややしばらく時間がかかる。本当にザブンと飛び込むことができる人を勇者だと思う。子どもたちも最初は冷たいと言っていたが、すぐに浮き輪でプカプカ浮き始める。ヨメと犬は最初簡易テントで過ごしていたが、すぐに暑くていられなくなり、具合悪いといって車で待機することになった。我々は1時間半ほど海で遊んで、温水シャワーはあったが使わず足だけ洗って海を後にする。


その後、車で5分ほどの距離にある「うまいよ!るもい市」で昼食を食べる。終わり間際に行ったので、ウニ乗せ放題とかは終わっていたが、増毛の海鮮丼がまだ残っていたので4つ買う。1個800円で結構おいしかった。


北海道で30℃を超えるのは数日しかなく、ちょうどその数日にあたり、暑くて大変だったが、夏を満喫した2日間だった。

●住所:留萌市沖見町地先
●℡:0164-43-6817
●利用料金
・砂浜テントは無料
・有料緑地サイト テント1張500円/タープ1張500円
・別途駐車料金(普通車700円/大型車1,000円/バイク無料※1泊の場合は2日分)
・貸出テントA(8人用)1泊5,000円【5張限り】
・貸出テントB(8~10人用)1泊8,000円【3張限り】
※ 貸出テントは要予約。新型コロナの影響で貸出テントは中止の場合もあり。
●チェックイン・アウト:午後1:00~午後5:00、チェックアウトは翌日午前11:00(砂浜テントは特に時間制限はないと思われる)
●近くの日帰り温泉:ホテル神居岩。日帰り温泉も可能。詳細はコチラ
●トイレ:海なので虫は少ない。トイレットペーパーがなくなることがある。南ゾーンは使用していないのでわからない。
・北ゾーン⇒男性(小用5、洋式3)、女性(洋式6)、多目的用(洋式1)
・南ゾーン⇒男性(小用5、和式2、洋式1)、女性(和式4、洋式2)、多目的用(洋式1)
●炊事場:北ゾーン、南ゾーンに1か所ずつ。いずれもトイレのある建物の南側の壁沿いにある。それほど広くはない。
ペット:可
●その他:海水は意外と冷たい。夕陽がキレイ。札幌圏の海に比べると混雑感は少ない。



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