ちなみに、このキャンプ場にはバンガローが13棟あるが、トイレ付のものは２棟のみ。予約開始初日に必死で電話をかけ、土日にこのバンガローを予約することができた。バンガローはキャンプ場入口近くにあり、沙流川やじゃぷじゃぷ池からは少し離れるが、管理棟やピザ窯、自転車借り場からはすぐ近い。

バンガローのため、テントの設営は必要なく、クイック式のタープを立てたらもう親は飲みモード。３時からは場内にある「じゃぷじゃぷ池」で魚のつかみ取り体験ができるとのことで行ってみる。このイベントは、夏季限定で毎週土曜に開催されているようだ。行ってみると、それほど大きくはない池にものすごい数の人がいる。係員の説明の後、まずは子どもだけでつかみ取り開始。池には結構な数の魚が泳いでいるにも関わらず、人が多すぎて水面が濁ってしまい、なかなか見つけることができない。少し時間が経つと大人も池に入ることを許される。必死で頑張った結果、私が１匹魚をGET。捕まえた魚はさばいて食べてもいいとのこと（結局、我が家ではさばき方が分からず食べられなかったが）。

また、このキャンプ場にはピザ用の石窯がある。使用には予約が必要であるが、管理人さんに聞いたところ、たまたま空いており使用してもいいとのことで、友人家が持ってきたピザを焼く。しかも前の人が使った薪がまだ燃えており、その残り火をありがたく利用させていただいた。キャンプで石窯ピザを食べるのは初めてだが、最高にうまかった。

その他、アスレチック広場や簡易ジャングルジム、ドッグランなどもあり、一部のテントサイトのみではあるが、ペット同伴も可とのこと。実際、犬を連れてきているキャンパーが大勢いた。また、おもしろ自転車（二人乗りのものや変わった形のもの）を無料で貸し出してくれる。台数に限りがあるので混んでると順番待ちになるが、子どもたちはとても気に入り、何度も並んで自転車に乗っていた。

今回、沙流川には行かなかったが、沙流川のほとりにあるキャンプ場のため、釣り好きの人ならきっと川釣りが楽しめると思われる。

また、場所的に虫が多いことは覚悟していたが、思ったほどではなかったことも好印象だ。
今回は台所、トイレ付バンガローだったため、共用の炊事場やトイレの状況は不明だが、他の設備が行き届いていることからも、悪くはないと思っていいだろう。

とにかくいろんな楽しみ方ができ、環境も最高のキャンプ場で、我が家でもお気に入りのキャンプ場の一つになりそうだ。

＜概要＞

日高沙流川オートキャンプ場

住所：北海道沙流郡日高町字富岡
電話：01457-6-2922

予約：４月上旬から宿泊月ごとに電話のみで受付。公式X（旧Twitter）で情報提供。

ペット：オートCサイトのみ可
チェックイン：13時00分～18時00分（土曜日は12時～）
チェックアウト：11時00分まで
料金：コチラ
近くの温泉：沙流川温泉「ひだか高原荘」



ちなみに帰り道、長沼の「あいチュらんど」さんでソフトクリームを食べる。
けっこうボリュームがあるが、安くてとってもおいしかった。

＜あいチュらんど＞

住所：北海道夕張郡長沼町旭町南1丁目12-7
電話：0123-88-1121