さくらんぼ&積丹ツアー(1)
札幌に住んで40年弱になるが、実は近いのに行ったことがない場所、積丹。手前の古平や神恵内などはキャンプで訪れたことがあるものの、積丹町には実は一度も訪れたことがないということに気づき、今年こそ行ってみたい!ということになり、積丹で毎年6月最終日曜日に開催される「積丹ソーラン味覚祭り」に合わせて1泊2日の日程を組んだ。
近年の外国人観光客の増加の影響なのか、小樽~積丹の宿はどこも空きが少なく、なかなか安いところが見つからなかったが、ようやく一つ宿を押さえることができた。予定としては、1日目にさくらんぼ&いちご狩りを楽しみ、小樽で1泊した後、朝早くに積丹へ向かう、という行程となる。
旅行当日。天気はあいにくの雨。天気予報でもこの土日は雨マークで、晴天はまず期待できない。10時過ぎに札幌を出発したが、その時点で札幌は割と強い雨。それでも今回行こうとしている農園は、ビニールハウスのように屋根もあるとのことなので、とりあえず行ってみることに。今回お邪魔した農園は、余市町にある「山本観光果樹園」(現在は「ニトリ観光果樹園」に名称変更)。さくらんぼがあまり好きではないと主張する次女のため、小樽・余市方面でいちご狩りも同時に楽しめる農園を探したところ、見つけたのがここ。行く数日前のホームページでは「もうすぐさくらんぼの収穫が始まります。」というメッセージが出ていたので、事前に電話で問い合わせると、「今週末にはさくらんぼも獲れるようになると思いますよ。」とのこと。
なお、「いちご狩りは早い時間に結構みんな獲ってしまうので、確実においしいのを食べたいのであれば午前中に来た方がいいですよ。」という情報も教えていただいた。しかし、「長女のピアノコンクールが1ヶ月後に迫っており、朝の練習を怠ることはできない」とのヨメの主張により、出発を10時にせざるを得なかった。少しでも早く着きたいとの思いから、珍しく高速に乗り小樽まで。そこからは国道5号線で余市まで入る。
この時点で、あんなにどしゃ降りだった雨は止んでおり、果樹園に着いたころには青空まで見えていた。
受付でお金を支払う。さくらんぼもいちごも食べ放題で大人1,200円で小学生は950円。もちろん別料金でお持ち帰りもできる。雨はすっかり上がっており、地面はぬかるんでいたが、濡れる心配はない。なお、ビニルの屋根がかかっている部分はそんなに広くはなく、もし雨が降っていたら結構狭い範囲での収穫になっていただろう。今まで雨が降っていて客も少なかったせいか、いちごもまだたくさん残っており、子どもたちも大喜び。結局、さくらんぼはあまり好きじゃないと公言していた次女も、「佐藤錦」という甘くておいしい品種のさくらんぼをバクバク食べていた。私はと言えば、無類のイチゴ好きであり、おいしそうなイチゴを片っ端から食べて大満足。昼食用におにぎりを用意してきたが、そんなことも忘れておなかいっぱいになるまで食べた。さらに、おいしそうなさくらんぼは、その場で食べずにお持ち帰りのさくらんぼとして買って帰ることにした。これを冷蔵庫で冷やして食べるとたまらなくおいしい。
開園時間:9:00~17:00
食べ放題コース:大人 1,500円/小学生 1,200円
近年の外国人観光客の増加の影響なのか、小樽~積丹の宿はどこも空きが少なく、なかなか安いところが見つからなかったが、ようやく一つ宿を押さえることができた。予定としては、1日目にさくらんぼ&いちご狩りを楽しみ、小樽で1泊した後、朝早くに積丹へ向かう、という行程となる。
旅行当日。天気はあいにくの雨。天気予報でもこの土日は雨マークで、晴天はまず期待できない。10時過ぎに札幌を出発したが、その時点で札幌は割と強い雨。それでも今回行こうとしている農園は、ビニールハウスのように屋根もあるとのことなので、とりあえず行ってみることに。今回お邪魔した農園は、余市町にある「山本観光果樹園」(現在は「ニトリ観光果樹園」に名称変更)。さくらんぼがあまり好きではないと主張する次女のため、小樽・余市方面でいちご狩りも同時に楽しめる農園を探したところ、見つけたのがここ。行く数日前のホームページでは「もうすぐさくらんぼの収穫が始まります。」というメッセージが出ていたので、事前に電話で問い合わせると、「今週末にはさくらんぼも獲れるようになると思いますよ。」とのこと。
なお、「いちご狩りは早い時間に結構みんな獲ってしまうので、確実においしいのを食べたいのであれば午前中に来た方がいいですよ。」という情報も教えていただいた。しかし、「長女のピアノコンクールが1ヶ月後に迫っており、朝の練習を怠ることはできない」とのヨメの主張により、出発を10時にせざるを得なかった。少しでも早く着きたいとの思いから、珍しく高速に乗り小樽まで。そこからは国道5号線で余市まで入る。
この時点で、あんなにどしゃ降りだった雨は止んでおり、果樹園に着いたころには青空まで見えていた。
受付でお金を支払う。さくらんぼもいちごも食べ放題で大人1,200円で小学生は950円。もちろん別料金でお持ち帰りもできる。雨はすっかり上がっており、地面はぬかるんでいたが、濡れる心配はない。なお、ビニルの屋根がかかっている部分はそんなに広くはなく、もし雨が降っていたら結構狭い範囲での収穫になっていただろう。今まで雨が降っていて客も少なかったせいか、いちごもまだたくさん残っており、子どもたちも大喜び。結局、さくらんぼはあまり好きじゃないと公言していた次女も、「佐藤錦」という甘くておいしい品種のさくらんぼをバクバク食べていた。私はと言えば、無類のイチゴ好きであり、おいしそうなイチゴを片っ端から食べて大満足。昼食用におにぎりを用意してきたが、そんなことも忘れておなかいっぱいになるまで食べた。さらに、おいしそうなさくらんぼは、その場で食べずにお持ち帰りのさくらんぼとして買って帰ることにした。これを冷蔵庫で冷やして食べるとたまらなくおいしい。
<ニトリ観光果樹園(旧:山本観光果樹園)>
住所:北海道余市町登町1102-5開園時間:9:00~17:00
食べ放題コース:大人 1,500円/小学生 1,200円
結局、最後まで雨には当たらず、さくらんぼ狩りを楽しむことができた。車の中でおにぎりを食べ(おなかがいっぱいであまり食べられなかったが)、次に向かったのは「ウイングベイ小樽」。そういえばここに行くのはずいぶん久しぶりな気がする。ここに入っている「グランドパーク小樽」というホテルのディナーバイキングが今日のメイン。しかし、まだディナーには時間があるので、「ドリームランド・イカロスの城」という遊戯施設で子どもたちを遊ばせる。巨大すべり台や、ワイヤーをつけて高くまで跳べるバンジートランポリンなどの遊具で遊べて1時間500円。小1の子どもがいるため、大人が一人付き添わなくてはならず、大人1人分の料金を払って、ヨメと交代で中に入ることにした。
一番楽しかったのはバンジートランポリンのようで、長女は何回かやっているうちにコツをつかんで、宙返りもできるようになった。私が子どもたちを見ている間に、ヨメさんが私の少し遅い誕生日プレゼントのポロシャツを買いに行ってくれるなど、うれしいサプライズもありつつ、ようやくディナーバイキングの時間になり、グランドパーク小樽へ向かう。
ホテルの2階にある「テラスブラッセリー」というレストランが今日の会場。ここのレストランには、数年前にクリスマス・ディナービュッフェを食べに来たことがある。開放的な大きな窓側の席でステーキやミニ海鮮丼などのおいしいバイキングを堪能し、私の遅い誕生日祝いとする。
ジャンル:ホテルバイキング
アクセス:JR函館本線小樽築港駅 徒歩5分
住所:北海道小樽市築港11-3 グランドパーク小樽2F(地図)
お腹いっぱいになった後は、ウイングベイ小樽内のイオンで、夜のお酒やおつまみ、朝食等を買いこみ、今夜の宿である「小樽天狗山 本館」へ。
小樽市街より車で10~15分程度の、天狗山の麓、ロープウェイ乗り場のすぐ近くにある、いかにも山荘という建物。「本館」と「山麓館」があるようだが、「本館」はどこにも見当たらず、「山麓館」と書かれた建物しか見当たらないので、とりあえず入ってみる。どうやら受付はこちらにあったようで、受付の窓口に名前と案内が書かれ、部屋のカギが入った封筒が置かれていた。誰もいないのかと思いきや、中に一人男性がおり、案内をしてくれる。どうやら「本館」はさらに奥の方にあるらしく、ウッドデッキのような通路を通ってしか入ることができない。案内をしてもらわなければ確実に迷いそうな場所にある、明らかに別館のような「本館」に到着。
中は結構レトロで、昭和の共同住宅の雰囲気がただよっている2階建ての建物。ちょっと「めぞん一刻」っぽいな、と思ってしまった。我々の部屋は2階。階段を上って部屋に入ると、両脇に2段ベッドがそれぞれあり、奥に小さなカーペットスペースがあり、小さなテレビが置いてある。ちょっとした林間学校というか、合宿のイメージである。実際、この建物はすぐそばにスキー場があることから、スキー合宿など、そういった団体向けの宿泊施設のようだ。部屋に風呂やトイレ、洗面所といった施設はなく、すべて共同となっている。洗面所は2階の通路にあり、1階にある共用のロビースペースの奥にトイレや風呂がある。部活やサークルなどで来たら楽しそうであるが、子ども連れの家族にはやや不向きな造りになっている。この日は特に団体客はおらず、共用ロビーでも一人で過ごしている人が何人かいただけだった。
最近はこういうレトロな宿に泊まることもなくなったため、ヨメさんにとってはかなりインパクトがあったようで、今でも事あるごとに話題になる。
とりあえず子どもたちは訳もなく二段ベッドさえあれば大喜び。少し休んで家族でUNOをやってさっさと眠ることにした。明日は早いのだ。
<テラスブラッセリー>
ジャンル:ホテルバイキング
アクセス:JR函館本線小樽築港駅 徒歩5分
住所:北海道小樽市築港11-3 グランドパーク小樽2F(地図)
お腹いっぱいになった後は、ウイングベイ小樽内のイオンで、夜のお酒やおつまみ、朝食等を買いこみ、今夜の宿である「小樽天狗山 本館」へ。
小樽市街より車で10~15分程度の、天狗山の麓、ロープウェイ乗り場のすぐ近くにある、いかにも山荘という建物。「本館」と「山麓館」があるようだが、「本館」はどこにも見当たらず、「山麓館」と書かれた建物しか見当たらないので、とりあえず入ってみる。どうやら受付はこちらにあったようで、受付の窓口に名前と案内が書かれ、部屋のカギが入った封筒が置かれていた。誰もいないのかと思いきや、中に一人男性がおり、案内をしてくれる。どうやら「本館」はさらに奥の方にあるらしく、ウッドデッキのような通路を通ってしか入ることができない。案内をしてもらわなければ確実に迷いそうな場所にある、明らかに別館のような「本館」に到着。
中は結構レトロで、昭和の共同住宅の雰囲気がただよっている2階建ての建物。ちょっと「めぞん一刻」っぽいな、と思ってしまった。我々の部屋は2階。階段を上って部屋に入ると、両脇に2段ベッドがそれぞれあり、奥に小さなカーペットスペースがあり、小さなテレビが置いてある。ちょっとした林間学校というか、合宿のイメージである。実際、この建物はすぐそばにスキー場があることから、スキー合宿など、そういった団体向けの宿泊施設のようだ。部屋に風呂やトイレ、洗面所といった施設はなく、すべて共同となっている。洗面所は2階の通路にあり、1階にある共用のロビースペースの奥にトイレや風呂がある。部活やサークルなどで来たら楽しそうであるが、子ども連れの家族にはやや不向きな造りになっている。この日は特に団体客はおらず、共用ロビーでも一人で過ごしている人が何人かいただけだった。
最近はこういうレトロな宿に泊まることもなくなったため、ヨメさんにとってはかなりインパクトがあったようで、今でも事あるごとに話題になる。
とりあえず子どもたちは訳もなく二段ベッドさえあれば大喜び。少し休んで家族でUNOをやってさっさと眠ることにした。明日は早いのだ。