神戸旅行(2)
そんなこんなで到着した「有馬ビューホテル」(現在は「有馬きらり」に名称変更)。受付では、まだ経験の浅そうな人が丁寧に対応してくれたが、その際に「温泉地おみやげ購入券」なるものを一人当たり2,000円分もらうことができた。これは、その当時たまたま兵庫県が県内集客誘致のために行っていた事業だったらしく、有馬温泉区域内でしか使えないものではあったが、思いがけないプレゼントであった。
案内された部屋はオーソドックスな部屋は8畳間。さっそく「太閤の湯」へ行ってみることに。先ほども触れたが「太閤の湯」はホテルに併設された日帰り温泉で、ビューホテル宿泊者は宿泊当日(ホテルチェックイン前でもOK)から出発当日(ホテルチェックアウト後も夜11時の営業終了までOK)まで1日中無料で利用できるというのがすごい。この太閤の湯の特徴は、「金泉」と呼ばれる鉄分と塩分が含まれた赤褐色の濁り湯と、「銀泉」と呼ばれる無色透明でサラサラした温泉だ。大浴場は2フロアあり、金、銀、ブレンドなどいろいろな浴槽が楽しめる。上のフロアは全体的に露天風呂になっており、その日は雨が降っていたため、屋根のある金泉の浴槽にしか入っていられなかったのが残念。また、足湯コーナーもあるのだが、何やら江戸時代風の絵の幕が下がっており何とも言えない不思議な気持ちになる。温泉の熱さは熱くもなく冷たくもなくいたって普通だった。大浴場以外の施設としては、まずは岩盤浴。無料の岩盤浴と有料の岩盤浴があり、我々は宿泊者だからなのか、30分だけ有料の岩盤浴に無料で入ることができた。有料岩盤浴はトルマリンやゲルマニウム鉱石などの上に寝る太閤房、桜島と阿蘇山の岩盤を用いた溶岩房など、4種類の部屋があり、30分では味わいきれなかった。ほかにも貸切り岩盤浴もあるらしい。その他の施設としては大きいフードコートとおみやげや、居酒屋みたいなレストランなどがあり、日帰りで来ても十分楽しめそうだ。
TEL:078-904-2291
料金・営業時間等:公式ページに案内あり
夕食は宿泊した部屋と同じ4階の宴会場でのコース料理であった。黒毛和牛の鍋、松茸の土瓶蒸し、栗ご飯、さつまいものムースなど、地味だがとてもおいしい食事であった。
夕食後、日帰り温泉「太閤の湯」とは別に、ホテルに備え付けの大浴場にも行ってみたが、金泉と銀泉の浴槽が一つずつとサウナの小さなもので、露天風呂もなかった。太閤の湯があるから、こちらにはほとんど力を入れてないことがうかがえるが、サウナがあるならせめて水風呂くらいはあってもよさそうなものだ。
ちなみに、チェックイン時にもらった「温泉地おみやげ購入券」は「太閤の湯」のおみやげコーナーで利用、おみやげをいつもよりたくさん購入できたのが予想外にうれしい出来事であった。
TEL:078-904-2295
公式ページ:コチラ
翌日は札幌へ戻る日だが、飛行機が夕方なので、ちょっと寄り道をして淡路島へ行ってみることになっていた。バイキングの朝食を済ませ、無料送迎バスで有馬温泉駅まで行き、昨日ここへ来た道のりと逆の電車に揺られて「山陽明石」駅へ。明石市を訪れたのは初めてで、あちこちに明石焼きの看板があった。明石駅からは淡路島行きの高速船(淡路ジェノバライン)が出ている港まで徒歩で行く。港までは徒歩5~10分程度で到着。11;40の船に乗ることに。
淡路側乗り場:兵庫県淡路市岩屋925-27(TEL:0799-72-2015)
料金・時刻表等:公式ページに案内あり
高速船はちょっとしたフェリーみたいなわりと立派な船で、明石海峡大橋の下をくぐり、およそ13分で淡路島の岩屋港というところへ到着した。
淡路の食を堪能した後は、近場を少し散策。港のすぐ隣に「絵島」という小さな島(というより岩?)がある。橋が架かっており、渡ることができる。島の表面は不思議な模様の岩でできており、小さな魚やフナムシが大量にいた。また、その場所からすぐ近くにある恵比須神社というところに行ってみる。小さな神社で、裏に洞窟みたいなものがある。洞窟はかつては奥行きが長かったらしい。
案内された部屋はオーソドックスな部屋は8畳間。さっそく「太閤の湯」へ行ってみることに。先ほども触れたが「太閤の湯」はホテルに併設された日帰り温泉で、ビューホテル宿泊者は宿泊当日(ホテルチェックイン前でもOK)から出発当日(ホテルチェックアウト後も夜11時の営業終了までOK)まで1日中無料で利用できるというのがすごい。この太閤の湯の特徴は、「金泉」と呼ばれる鉄分と塩分が含まれた赤褐色の濁り湯と、「銀泉」と呼ばれる無色透明でサラサラした温泉だ。大浴場は2フロアあり、金、銀、ブレンドなどいろいろな浴槽が楽しめる。上のフロアは全体的に露天風呂になっており、その日は雨が降っていたため、屋根のある金泉の浴槽にしか入っていられなかったのが残念。また、足湯コーナーもあるのだが、何やら江戸時代風の絵の幕が下がっており何とも言えない不思議な気持ちになる。温泉の熱さは熱くもなく冷たくもなくいたって普通だった。大浴場以外の施設としては、まずは岩盤浴。無料の岩盤浴と有料の岩盤浴があり、我々は宿泊者だからなのか、30分だけ有料の岩盤浴に無料で入ることができた。有料岩盤浴はトルマリンやゲルマニウム鉱石などの上に寝る太閤房、桜島と阿蘇山の岩盤を用いた溶岩房など、4種類の部屋があり、30分では味わいきれなかった。ほかにも貸切り岩盤浴もあるらしい。その他の施設としては大きいフードコートとおみやげや、居酒屋みたいなレストランなどがあり、日帰りで来ても十分楽しめそうだ。
<太閤の湯>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2TEL:078-904-2291
料金・営業時間等:公式ページに案内あり
夕食は宿泊した部屋と同じ4階の宴会場でのコース料理であった。黒毛和牛の鍋、松茸の土瓶蒸し、栗ご飯、さつまいものムースなど、地味だがとてもおいしい食事であった。
夕食後、日帰り温泉「太閤の湯」とは別に、ホテルに備え付けの大浴場にも行ってみたが、金泉と銀泉の浴槽が一つずつとサウナの小さなもので、露天風呂もなかった。太閤の湯があるから、こちらにはほとんど力を入れてないことがうかがえるが、サウナがあるならせめて水風呂くらいはあってもよさそうなものだ。
ちなみに、チェックイン時にもらった「温泉地おみやげ購入券」は「太閤の湯」のおみやげコーナーで利用、おみやげをいつもよりたくさん購入できたのが予想外にうれしい出来事であった。
<有馬きらり(旧「有馬ビューホテルうらら」)>
住所:兵庫県神戸市北区有馬町池の尻292-2TEL:078-904-2295
公式ページ:コチラ
翌日は札幌へ戻る日だが、飛行機が夕方なので、ちょっと寄り道をして淡路島へ行ってみることになっていた。バイキングの朝食を済ませ、無料送迎バスで有馬温泉駅まで行き、昨日ここへ来た道のりと逆の電車に揺られて「山陽明石」駅へ。明石市を訪れたのは初めてで、あちこちに明石焼きの看板があった。明石駅からは淡路島行きの高速船(淡路ジェノバライン)が出ている港まで徒歩で行く。港までは徒歩5~10分程度で到着。11;40の船に乗ることに。
<淡路ジェノバライン>
明石側乗り場:兵庫県明石市本町2-10-1(TEL:078-918-2411)淡路側乗り場:兵庫県淡路市岩屋925-27(TEL:0799-72-2015)
料金・時刻表等:公式ページに案内あり
高速船はちょっとしたフェリーみたいなわりと立派な船で、明石海峡大橋の下をくぐり、およそ13分で淡路島の岩屋港というところへ到着した。
船を降りたところにある待合所がある建物の2階にある「浜ちどり」というお店で昼食を取ることに。もちろん食べるのは「生しらす丼」。海鮮が豊富な北海道でも、しらすは取れないので生で食べるのは初めて。出てきたしらす丼は生卵がかかっており、まぜまぜして食べる。しらすそのものに味はあまりなく、柔らくてヌルヌルした食感を楽しむ感じである。ここに来るまで知らなかったが、淡路は玉ねぎも有名らしく、玉ねぎサラダも頼んでみた。玉ねぎは生だが全く辛くなくてポン酢で食べるととてもおいしかった。また、サザエも頼んでみた。北海道民はサザエは食する機会がほとんどないため、どんなものか食べてみたが、北海道の人がよく食べるつぶ貝みたいで、つぶより少し硬く、アワビみたいな味もほんのりする印象だ。
<お食事処 浜ちどり>
住所:淡路市岩屋925-27 岩屋ポートビル2F淡路の食を堪能した後は、近場を少し散策。港のすぐ隣に「絵島」という小さな島(というより岩?)がある。橋が架かっており、渡ることができる。島の表面は不思議な模様の岩でできており、小さな魚やフナムシが大量にいた。また、その場所からすぐ近くにある恵比須神社というところに行ってみる。小さな神社で、裏に洞窟みたいなものがある。洞窟はかつては奥行きが長かったらしい。
本当はもっといろいろめぐってみたいのだが、飛行機の時間があるためこれ以上遠くへは行けず、帰りの高速船を待つことに。次の高速船の出発まで40分くらい時間があったので、待合所でのんびりすごす。おみやげを物色したが、玉ねぎスープや淡路島ラーメンなど、購入にいたるものは特になかった。沖縄で有名なゴーヤも売ってたので、なんとなく南に来たんだな、と感じた。待合所にあるテレビのニュースでは、明後日くらいに台風が淡路島を直撃するというニュースが流れており、隣にたまたま座っていた地元の人と思われるおばさんが大声で嘆いていた。
生しらす丼の思い出を胸に高速船で再び明石に戻り、JR新快速に乗りおよそ16分で三宮へ戻る。そこからポートライナーで神戸空港へ戻った。空港では、明石で食べられなかった明石焼き食べてみた。ふんわり卵焼きの中にたこが入ってる感じでとてもおいしかった。
札幌へ戻る帰りの飛行機の中で見た雲がとてもきれいで、旅行の最後を飾るにふさわしい景色となった。
生しらす丼の思い出を胸に高速船で再び明石に戻り、JR新快速に乗りおよそ16分で三宮へ戻る。そこからポートライナーで神戸空港へ戻った。空港では、明石で食べられなかった明石焼き食べてみた。ふんわり卵焼きの中にたこが入ってる感じでとてもおいしかった。
札幌へ戻る帰りの飛行機の中で見た雲がとてもきれいで、旅行の最後を飾るにふさわしい景色となった。