道民の森 月形地区学習キャンプ場

2013/07/15

キャンプ(道央)

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道民の森 月形地区学習キャンプ場

<キャンプ場紹介>

場所は月形町。国道275号線からさらに山側に入ったところにあるキャンプ場だ。
「道民の森」とは当別町と月形町にまたがった広大な森林公園で、この月形キャンプ場の他にも何箇所かキャンプ場がある。中でもバンガローがあるのはここ月形キャンプ場だけのようだ。たどりつくまでには、ところどころに熊出没注意の看板が立つ細い道を森の奥へ奥へと進んで行ってようやくたどりつく。
管理棟には蛾がたくさん出入りしていて森林キャンプを象徴している。
バンガローへは車は横付けできず、農作業用の一輪車のようなもので自分のバンガローまで荷物を運ばなければならない。この一輪車がなかなか使いづらい。もともとは土を運搬したりするやつなのであまり荷物が積めないのだ。しかもバンガローへの道は坂道もあり、細い木の板の上を通行しなければならないため、結構な重労働になる。
なので、ここでキャンプをする際には荷物は最低限にすることを強くオススメする。
炊事場などの施設はしっかりしているし、トイレもわりと新築っぽい感じでとてもキレイだ。




森の中のキャンプということもあり、虫はとにかく多い。また管理人の話だと入口付近に熊が実際に現れたこともあるらしい。さらにはヘビもいたりするなど、まさに自然のキャンプである。
害虫も多いが、クワガタなど子どもたちが喜ぶ虫もいるらしいので昆虫採集にはもってこいの森だ。
月形地区には特に子どもが遊ぶ遊具等は設置されていないが、小さな川が流れており子どもたちが本当に自然の中に身を置けるキャンプ場だ。



<我が家のキャンプ>

今回は友達家族と2組でのキャンプ。
前日に熊に人間が襲われるという番組をたまたま見た嫁さんが「熊出没注意」の看板を見て異常なまでの恐れ方をするなかキャンプ場に到着。



相変わらず荷物の多い我が家のキャンプだが、今回は一輪車で荷物を運ぶ必要がある。
しかも到着が遅れたせいか一番奥のバンガローをあてがわれてしまったため、運搬はかなり大変だった。当日はかなり大人数の団体客が来ており、バンガローを何棟も占拠していてとても賑わっていた。
ところが、なんとトイレと炊事場の水が使えないとの連絡が!
理由はよくわからないが、タンクが故障したとか何とかで、炊事場とトイレにはたくさんの水が入ったポリタンクが置かれており、水道が使えない代わりにその水を使っていろいろやってくれとのこと。途中で復旧したのでよかったが、キャンプで水道が使えないのはなかなか不便だ。まぁそれこそが自然体験なのかもしれないが、さすがに女性や子どもには辛い。

結局、ヘビやクマは出なかったが、とにかく虫は多かった。
今回のキャンプではダッチオーブンを使ったスモークチーズにも挑戦。
やっぱりスモークチーズはおいしくて子どもたちにもとても評判だった。

そして、前回のキャンプで失敗したダッチオーブンを使ったパンづくりに、再度チャレンジして見た。前回は丸焦げになってしまってほとんど食べられなかったが、今回は何とか食べられる程度にはなった。でもやっぱり炭でやると火加減が難しい。今度やるときはツーバーナーを使ってやってみよう。

ちなみにバンガローの中は、流し台やトイレはないが2段ベッドが2つとイステーブルがあり、天井が高くて広く感じるいいバンガローだった。



荷物の運搬、水が出ない、虫が多いとなかなか険しいキャンプではあったが、子どもたちは友達家族と楽しんでいたようで、我々は酒を飲んで盛り上がって、夏のひとときを楽しんだ。



<概要>

<道民の森 月形地区学習キャンプ場>

住所:北海道樺戸郡月形町中野892‐1
電話:0133-22-3911
お問合せ・予約など:利用日の3ヶ月前から電話かネットで予約。
料金こちらを参照
トイレ:新しくてでキレイ。
ペット:決められたエリアで可
最寄りの温泉月形温泉ゆりかご(車で15~20分ほど)



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