定山渓ホテル
9月の3連休の3日ほど前、急遽温泉に泊まることとなった我が家。翌日に滝野すずらん丘陵公園でのイベントに参加予定であったため、滝野すずらん公園へ1時間以内にアクセス可能な定山渓温泉に泊まることになった。3連休で、しかも3日前の予約ということで空いていない宿も多いなか、結構安く泊まれて空いている宿があったので早速予約した。今回紹介するのは「定山渓ホテル」。定山渓と言えば「札幌の奥座敷」と呼ばれ、札幌市民をはじめ道内やアジア客等で賑わう札幌市内にある道内有数の温泉街だ。札幌市民である私ももちろん何回も利用したことがあるが、あまりに近すぎることもあって、職場での慰安旅行(北海道では秋に行う慰安旅行を観楓会(かんぷうかい)と呼ぶ)などで利用することは多いが、結婚後に家族で宿泊したのは今回が初めてだ。
3連休の中日ということもあり、一番早いチェックインの時刻(15時)でもうすでにフロントには列ができるほどの賑わいであった。建物は割と年季の入った感じで、昔ながらの温泉ホテルといった感じ。しかしホテル内にデイリーヤマザキ(コンビニ)があったりするなど斬新な面もある。部屋は西館の一般的な落ち着いた和室に案内された。ちょっと残念だったのがテレビ。部屋のテレビはかなり小さなブラウン管テレビで、もちろん地デジを見ることはできるが、ワイドテレビではないので画面の両端が切れた状態になっている。ちなみに野球中継では、得点やボールカウントなどの表示が画面の外にあり全く見えなかった(笑)ここはぜひ早急に液晶テレビにしてほしいものだ。ちなみにすべての部屋がそうかはわからないが、部屋の浴室の蛇口からも温泉が出るらしく、部屋でも温泉に入ることができる。ただし浴槽は普通のホテルによくある狭いユニットバスのため、特に入ろうとは思わないが。
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夕食、朝食はバイキング。内容はというと、食事を期待して温泉宿に泊まるのであれば期待外れに終わるだろうというレベル。品目もそれほど多くはなく、寿司やステーキなど要所は抑えているものの、味はお惣菜レベル。宿泊費の安さはここに出たか、という感じ。朝食も味に変わりはなく、これといって特筆するものもないように見受けられた。
食事に関してはそんなに高い評価はできないが、風呂が意外に広かったので特にぬるめの風呂に長く入るのが好きな人にはぜひオススメしたい。なお、日帰り入浴も大人880円なのでぜひ。
※ 定山渓ホテルは2021年4月から休館中。
※ 定山渓ホテルは2021年4月から休館中。